内定をもらう前に退職を伝えるメリットとリスクの抑え方

転職テクニック

転職活動をする時、内定をもらう前に退職を伝えるは避けた方が良いかなあ?

そんな疑問にお答えします。

一般的には「在職」時の転職の方が「退職後」の転職より有利です。

でも、「会社に内緒にする」「決まってからのリミット付きの退職交渉」等わずらわしさもあります。

そこで在籍期限を区切った「退職宣言後」の転職活動について記事を書きました。

退職宣言後の転職のメリット・デメリットを確認し判断材料にしていただければと思います。

宣言する時に考えるべきこと・やるべきことも書きましたので、実行するときは参考にしてください。

T.K.

10回の転職経験をした40代!
11社で21年の採用経験!
転職にハンデと思われがちな転職回数や年齢を武器に!
社労士、FP2級等約20の資格を取得!
英語力0から始めた英語で外国人の面接をクリア!
日系企業→現外資系企業の人事としてキャリアを発展!
40代の転職成功をテーマのブログを更新中!

T.K.をフォローする

内定をもらう前に退職を伝えるメリット

内定をもらう前に退職を伝えるメリットは以下のとおり。

現職でのストレスを軽減できる

現職からお金をもらえる状況下で転職活動に集中できる

退職時期が決まるので入社時期に困らない

1つ1つ解説します。

現職でのストレスを軽減できる

内定前、転職開始時に会社を辞める報告をすると現職でのストレスを軽減できます。

具体的には以下のとおり。

現職での終わり時期が見えるので「現職」にいないといけないストレスが減る

「秘密事・隠し事をしている」という事に対しての後ろめたさがなくなる

現職での終わり時期が見えるので「現職」にいないといけないストレスが減る

転職をしたいと思うほど辞めたい会社毎日通う事自体がストレスになります。

転職が決まったら退職交渉をしようと思うと、決まるまでは現職にいないといけません。

いつ決まるか分からない状況で会社に通い続けるのは、転職のストレスもプラスされて精神的負担大!

辞める事を宣言してからの転職は、終わりが見えるので、通い続けるストレスがかなり減ります。

「秘密事・隠し事をしている」という事に対しての後ろめたさがなくなる

会社に隠し事をしている事はかなりストレスになります。

◎面接があるから途中で抜けたいけど、本当の理由が言えない

◎上司やお客様からの急な用事に対してハラハラしながら過ごさないといけない

現職との調整急な対応を避ける行為はかなり精神的にも肉体的にも疲れます

辞めることを宣言した後であれば、面接がある事を言えます。

辞める人間に上司もそこまで要件は言ってきません。

現職でのストレスはかなり軽減できます。

現職からお金をもらえる状況下で転職活動に集中できる

退職の宣言をした後は1~2か月は会社に勤めるのでその間、給与は発生します。

しかしながら、会社の仕事に本腰を入れるわけでは無いので以下の2つをすることが出来ます。

現職での負担が減るため転職活動を優先して進めることが出来る

◎有給休暇を取りやすくなる

現職での負担が減るため転職活動を優先して進めることが出来る

会社は辞めることが分かっている人に新たな仕事を任せません。

徐々に仕事量は減ってきます。

沢山の仕事を任されていた人も徐々に仕事量が減ってくるので、転職活動を優先することが可能です。

リモートワークがある場合は、こっそり面接に行っても仕事量が少ないため、数時間のリカバーは可能。

全くばれません。

有給休暇を取りやすくなる

仕事の負担が減ることもそうですが、上司は有給を取ることに対して寛容になります。

「今まで仕事が多くて…」

「休みをとると疑われる」

等の心配なく有給を転職のために遠慮なく取れます。

ただし、他社の入社が決まってから旅行に行く等したい場合、少しは有給を残しておきたいですけどね…。

退職時期が決まるので入社時期に困らない

選考中や合格後の課題は「退職時期」。これは選考結果にもかかわります。

でも退職の宣言後であれば、スムーズに事が運びます。

特に楽になるのが以下の2点。

面接の際、次の職場に対して入社時期を明確に伝えられる

内定後、現職との「退職交渉」はしなくてよい

◎面接の際、次の職場に対して入社時期を明確に伝えられる

転職をする際に一番困るのが「いつから入社できますか?」の質問。

基本的には最大1か月!

もし「3か月」と言ったら、どんなに良くても面接合格率はかなり下がります。

退職の宣言後であれば、いつ辞めるかは明確。

だから、入社時期は自信をもって伝えることが出来ます。

内定後、現職との「退職交渉」はしなくてよい

内定が出た後、退職交渉をする時も勇気がいります。

入社日は決まっているので、何としても期日前に辞めないといけない

でも、現職で必要とされていればいる程引き止めも強いもの。

かなりのプレッシャーが転職前には待ってます。

しかし、退職の宣言後は、退職日が決まっているので、勝手にその日が来れば辞められます。

内定をもらう前に退職を伝えるデメリット

逆に内定をもらう前に退職を伝えるデメリットは以下のとおり。

在職中に転職が決まるとは限らない

周りから「無謀」と思われる

在職中に転職が決まるとは限らない

在職中に転職が決まるとか限りません。

決まらない場合、離職後の転職になります。

次の職場に決まる前の転職は「制限時間を区切られている」感覚に陥ります。

実際離職してしまえば、諦めもつくので落ち着いて転職活動もできるのですが、ブランクなく働ける可能性が残っているので、どうしても合格を焦るもの。

転職活動は決まらない時期もあります。

その時に妥協してしまうと、転職失敗につながるので注意が必要です。

周りから「無謀」と思われる

一般的に転職は在職で行う事が有利とされます。

理由は、以下の2点

転職は合格の保障がないので、収入源の確保は絶対

退職して期間があると、ブランクがあると思われ市場価値が下がる

だから、自分から退路を断つ転職制限後の転職活動は、周りから見ると無謀

特に家族がいる場合、「家族はどうする?」と聞かれることすらあり得ます。

転職活動開始時に退職を伝える場合に考えるべき事・するべき事

転職活動開始時に退職を伝える場合、考えておくべきこと、するべきことは以下のとおり

◎仕事をしながら転職活動ができる時期が限られている事を覚悟しておく

転職エージェントに登録し、活動をスタートする

仕事をしながら転職活動ができる時期が限られている事を覚悟しておく

仕事をしながら転職活動ができる時期が限られている事を覚悟しておきましょう。

確かに仕事量が減って有給も取りやすくなることは非常に魅力的です。

しかし、あくまでそれは退職が決まっているから。

一定期間が過ぎれば退職をします。

当然それまでに決まらなければ、離職後の転職活動をすることになります。

時間が限られていることを覚悟しておきましょう。

だからと言って、焦りは禁物!

離職後の転職も方法によっては有利に運びますので…。

転職エージェントに登録し、活動をスタートする

転職エージェントに登録をするメリットは以下の2つ

転職活動開始した状況で退職宣言ができる

面接を何度か経験することで市場感や肌感覚での勝機が見えてくる

転職活動開始した状況で退職宣言ができる

転職活動開始までは実際準備が必用

具体的には以下のとおり

◎自己分析

◎履歴書・職務経歴書の作成

◎市場間の確認・業界研究

確かに退職することを宣言し、少し自分の仕事が落ち着いてから…と考えているとすぐに退職日に!

時間は限られています。一旦の準備をしておきましょう!

その際、エージェントへ登録していると一定の転職指導があります。

時間のない中準備をしないといけないので効率的にしたいですよね。

エージェントの指導下効率的な準備ができた状態になっていることが理想的です。

面接を何度か経験することで市場感や肌感覚での勝機が見えてくる

できれば、何社か受けておくことをお勧めします。

理由は、自分の勝機が見えるから。

そのためには、一定の会社への応募が必用なのですが、エージェントに登録しておくと職業紹介があります。

紹介された会社を何社か受けることで、市場間でどうか?今は勝てる時期か?等が分かってきます。

勝機が見えてきたときに退職の宣言を行うと効率よく活動ができます。

まとめ

この記事は内定をもらう前に退職の宣言をした場合の転職活動について書きました。

内定をもらう前に退職の宣言をするメリットは、「現職のストレス軽減」、「給与をもらいながら転職活動が可能」、「入社時期に困らない」の3つ。

ただし、「給与をもらいながら転職が可能な時期には限りがある事」や周りから「無謀」と言われることは覚悟が必要です。

内定をもらう前に退職宣言を行うために必要な心構え・準備は「給与をもらいながら転職活動ができる時期が限られている事を覚悟する事」と「転職エージェントに登録して活動をスタートしておく」事。

具体的な登録すべき転職エージェントは年代別に異なるのでご注意ください。

お勧めは以下の記事を参照ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました