転職をしたいけど

『転職未経験だから自信がない。だから応募が恐い。』
その不安の元とその解決法を紹介します。
未経験で転職するのが怖い原因
未経験の業界・職種に挑戦する際ぜひ知っていて欲しい事、実施してほしい事
この記事を書いているT.K.は転職回数9回、10社で20年採用業務に携わってきました。
10社で人事採用を行ってきました。自分でも9回の転職を成功させています。
転職成功の秘訣は実力をつけていつでも転職をできる人間になる事と思い尽力してきました。
そのノウハウをブログ記事にしています。
未経験の方や、第二新卒の方が転職をする際、『スキルが足りない』等大きな不安があると思います。
不安の原因を知り、対策を練り活動を進めれば、未経験や第二新卒の方の転職はそれほど難しくありません。
見直すだけで済むことや、ノーリスクでできる事も多いので未経験、第二新卒で会社に転職を試みている方はぜひ参考にしてください。
それでは、始めていきます。
未経験で転職するのが恐い原因

第二新卒は決して珍しくないし、成功率も高い

就職して3年以内の退職は印象悪いよね、きっと!
と思うかもしれませんが、第二新卒は珍しくありません。
厚生労働省(2020年)の報告データによると、入社3年以内の退職率は3割です。
最終学歴 | 3年以内退職率 |
大学卒 | 32.8% |
短大卒 | 43.0% |
高校卒 | 39.5% |
では、第二新卒の方の合格率はとある会社の調査では7割を超えています。
第二新卒は決して珍しくないし、転職の成功率も高いです。
しかし、未経験の領域に転職をする際、不安は当然あると思います。
その不安の原因を分析します。
スキル不足・経験不足
未経験職種に応募する際、『スキルがない』、『経験がない』ことが大きな不安要因になります。
未経験職種に挑戦した方が苦労した事について様々な調査結果においてNo1に輝くのが『スキル不足』『経験不足』の部分です。
転職において『未経験者歓迎』と書かれている求人も本当に未経験を求めてるわけではありません。
『選考テーブルに乗れるのか?』『入社した後やっていけるか』という不安が常に付きまといます。
未経験職種への挑戦をする際、『スキル不足』『経験不足』が大きな不安要素となります。
新しい職種や環境への適応
業界が異なると同じことをしても勘所が変わります。
立ち仕事からデスクワークに変わる等仕事の変化による不安もしかり。
今まで慣れ親しんだ感覚と全く異なる仕事や環境に入るので、
『通用するのか』『失敗したらどうしよう』
と言った不安を持つのは当然の事。
メンタルを病んでしまう場合もあると耳にするとよけい恐いですよね。
新しい職種や環境への不も大きな問題!
未経験の業界・職種に挑戦する際ぜひ知っていて欲しい事、実施してほしい事

未経験者が新しい業界や新しい仕事に挑戦をる際、不安要素を引きずってはいけません。
選考で面接官にも良い印象を与えないため。
不安は面接官に伝わります。
『自信のない印象』や『入社させて大丈夫か?』と面接官が不安に。
だから不安要素は引きずってはいけません。
その為に知っていて欲しい事、実施してほしい事は以下のとおり。
汎用スキルはすでにある
スキルと言うとその仕事や職種の専門的な知識や経験、所謂『専門スキル』を連想すると思います。
ただしスキルには『汎用スキル』も存在します。

汎用スキルとは?
汎用スキルとは、業界や職種を問わず必要なスキルのこと。
例えば『コミュニケーション力』や『論理的思考』等。
汎用スキルは職種未経験でも発揮した経験は語ることができます。
社会人未経験の学生やフリーターが正社員を目指す場合でも『スキル』としてアピール可能!

アピールはどういう風にすれば良いですか?
仕事をする際、『問題解決をした 』経験や『提案をした』経験があると思います。
その経験のうち、応募した職場で役に立ちそうな話を整理・アピールする準備をしておいてください。
もちろん今まで未経験の職種なのでそれが会社が求めるものかは分からないと思います。
だからこそ、企業研究や募集要項を読み、何が求められているかをイメージしてから臨んでください。
汎用スキルはすでにアピールできる要素として皆さま持ってます。
どうアピールしていくかを考えましょう!
キャリアアンカーで自分のしたい事を見つける
未経験の人がその職種を希望する時、面接官に何故その職種に挑戦したいかを伝える必要があります。
その時自分自身がそこまで考えていないで応募をした時、面接官には響きません。
だから、『自分のやりたいこと』を説明ができるまで考える必要があります。

でも、具体的には何をすればいいの?
『キャリアアンカー』を確認しましょう。
キャリアアンカーとは、『仕事に対しての譲れない自己概念』のことを言います。
例えば『仕事は専門性を高めることに意義がある』と思う人もいれば、『仕事はあくまで生活の手段』と思う人もいると思います。
このような形で人の仕事に対しての自己概念は8つのタイプに分類されます。
その8つのタイプのうち自分の譲れない概念を知ることで、やりたいことを見つけやすくなります。
まずは、『キャリアアンカー』を確認し、自分の仕事概念を確認しましょう。
その後で自分のやりたいことを探していきましょう。

で、その8つのタイプにはどのようなものがあるの?
キャリアアンカーについての詳細は別記事に書きました。
興味がある方はこちらの記事を参照ください。
専門スキルを取得するため勉強をしておく
自分のやりたいことが見つかったら、そのための勉強も同時並行で行いましょう。
熱意をもって夢を語る際、その実現のため頑張っている証拠がないと面接官に熱意が伝わりません。
その職種にちなんだスキルを得るための勉強をしていることが大きな証拠となります。
特に専門職の方は『資格の勉強』は面接官に好印象!
『資格試験に合格』していると説明なく努力を語るので面接官へのアピールは高いです。
自分のしたい事を見つけたらその時点からスキルを上げるための勉強を始めましょう。

具体的に資格の勉強は勉強はどういう形ですれば良いの?
本を買って独学も良いのです。
けれど、包括的に資格の勉強をするのであれば通信教育がお勧め!
こちらの記事では、勉強時間の確保と具体的なお勧め通信教育機関を紹介しています。
興味のある方は参照ください。
不採用を恐れない
『未経験歓迎』と言っているけど、本当に未経験歓迎か分からない為応募を考えている方!
不採用を恐れずガンガン応募をしてください。
採用する側には『未経験歓迎』は本当に未経験が欲しいわけでは無い所も多くあります。
『経験者が取れない』から未経験者を募集している会社は経験者を優先します。
未経験者は書類選考通過率や、内定率は確かに経験者に比べ少ないです。
しかしそんな会社でも未経験者が内定を勝ち得る事例も沢山あります。
当然、本当に未経験歓迎の会社もあります!
どのような可能性であれ応募しなければ始まりません。
深く考えず、興味があれば、不採用を恐れず、ガンガン応募していきましょう。
転職手段はエージェント・転職サイト双方を使う
転職の手段はエージェント・転職サイト双方を使ってください。
各々の良い所と使い方を紹介していきます。
転職エージェントのメリットと使い方
転職エージェントは皆さんを企業に紹介し、皆さんが入社をすることで収入を得るビジネスです。
よって、登録して企業を紹介してもらう分にはお金がかかりません。

そんな転職エージェントを使うメリットは以下のとおり。
皆さんが入社をすることで収益を得るエージェントは皆さんに有利になるように様々なサポートをします。
内定を得るまで様々な転職に関わるサポートをしてくれるので、有効な転職の手段になります。
但し、注意点が1つ・・・。
【注意】転職エージェントは得意分野が様々
未経験者・若手特化のエージェントを使わないとあまり効果がありません。
転職エージェントには『飲食業界に強い』とか『シニアに強い』等その会社により特徴があります。
エージェントの強みを間違えると、面談の拒否、紹介無し等却って自己否定の元になる事も。
未経験者層・若手層に特化したエージェントを必ず使いましょう!

でも、未経験者層・若手層に特化したエージェントはどう探せばいいの?
こちらの記事で詳しく紹介しています。参考にしてください。
転職サイトのメリットと使い方
転職サイトは、会社が求人広告をサイトに掲載し、皆さんは気になった広告に応募をする仕組み。
広告なのでターゲットを絞った求人はあまりありません。
結果として転職サイトには『未経験者歓迎』案件が多いです。
また、転職サイト経由の応募者は、途中で音信不通になる事が多いです。
だから、応募した企業とコンタクトを取り続けるだけでライバルと差が付きます。
つまり!未経験者の皆さんが圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
転職サイトはどのサイトも大体求人内容等同じ。
自分の使いやすいサイトを使用すると良いです。
注意点は1つ
【注意】登録時、プロフィールは職務経歴まで全て埋めましょう
応募時、企業も皆さんのプロフィールを見て書類選考をします。
また転職サイトには企業から個人に声をかけることも!
プロフィールを埋めるメリットは理解に難しくありません。
チャンスを広げる為にもプロフィールは埋めておきましょう。
転職サイトを使う転職について詳しく解説しています。興味がある方は参考にしてください。
まとめ

この記事は、未経験者、第二新卒の方に向けて、未経験者ならではの不安な部分、転職する際恐いと思う事についての原因と解決策について書きました。
転職が恐い原因は『スキルや経験不足』であることと『新しい職種や環境へ適応できるかの不安』の2つです。
しかし、スキルについては、すでに皆さんには『汎用スキル』を備えています。
アピールする部分が全くないわけではありません。
スキルがない人がその職種を受ける際は、その職種を目指す理由を面接官にアピールしましょう。
キャリアに対して譲れない自己概念、『キャリアアンカー』を確認が大切。
信念だけでなく実際に勉強し仕事の準備をしていることも示すとより有利に!
『勉強している』事を示すのは資格の勉強が一番説得力があります。
落ちることを恐れずガンガン受けることも大切。
落ちる確率を考え動けなくなる方がよほど合格から遠くなります。
活動する際は転職エージェント、転職サイト双方を使ってください。
この記事が皆さんの転職活動の一助になると嬉しいです。
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