
今まで夜の仕事をしてきたけど、将来のことを考えて昼の仕事に転身したい。でも経験ないし、夜職出身者は転職不利だと思うし、難しい。
この記事ではそんな疑問を解消します。
夜職出身の方が転職を考た時、世間的なイメージや、未知の仕事への挑戦、世界が変わる事等の不安要素があるので、躊躇しがちですよね。
夜の仕事出身者の方が注意すべきことを押さえれば、実は今直ぐに使えるスキルもあるので転職後活躍できる可能性があるのです。
この記事では夜職の方が昼職に転校する時に注意すべきことや今使える強み、転職の方法をお伝えします。
昼の仕事を目指す夜の仕事の方はぜひ参考にしてください。
昼の仕事を目指す前に注意するべきこと・知っておくべきこと

元夜職の社員の語っていた昼職のギャップは2つあります。
適応できずメンタル疾患に方もいらっしゃったので昼の仕事に転職する前に確認をしてください。
【昼職に変更する際の注意事項1】給与相場の違い
昼職は夜職と比べ給与レンジが低いです。
かつて『元ホスト』の社員は『1/〇』のレンジで収入が減ったとか。
具体的に未経験の採用の場合、企業の提示額は月『20万~25万程度』です。
以降、自分のスキルを上げて収入をあげることは可能です。
しかし、知らないと転職先の給与がネックで転職に踏み切れなくなるため注意が必要!
【昼職に変更する際の注意事項2】生活リズムの変化
『朝9時に仕事をスタートさせる』生活はかなりハードルが高いです。
普段、寝ている時間に起きて、普段活動している時間に寝ないといけないので。
夜職出身者の方を研修している時も生活リズムの変更には苦労してるようでした。
体調不良により休職する方も生活リズムの変化が原因であることが多かったです。
生活リズムが変わることに対しても注意が必要です。

この2つの変化は生活に密接にかかわる大きな変化です。体調に関わるものもあるので事前に知っておくことが必要です。
昼の仕事で通用するスキル

実は、夜職の方は『営業に向く』とよく言われます。
それは自分を売る事に長けてるから。
営業職に必要な自分を売る力がすでに訓練・習得されています。
具体的には以下の3つです。
「第一印象で人を引き付ける見た目」
「人に好かれるコミュニケーション力」や「交渉力」
「一部のビジネスマナー」
具体的に説明をしていきます。
第一印象で人を引き付ける見た目
夜職の方は自分を指名してもらうため、魅力的に見せることが得意です。
つまり、人に好感を持ってもらう見せ方を技術は習得済!
昼職に転身後もその技術を使って、相手を引き込む第一印象を意識的に作ることができます。

もちろん夜のギラギラ感はダメですが、昼の印象へのアジャストは難しくはないと思います。
もし昼職で応用したいという方はこちらの記事を参考にしてください。
人に好かれるコミュニケーション力
夜職ではリピートをしてもらうためにお客様に心地よい時間を提供する努力をします。
努力の結果、相手に気持ちよくなってもらうための話し方、聞き方を習得!
そしてあなたと会話するために、お客様はお金を払います。
商材もなくお金が取れる営業術は営業マンの理想形!
応用すれば営業でも大きな武器になります。
万が一自信が無かったという方、こちらの記事を参考にしてください。
一部のビジネスマナー
ビジネスマナーには敬語や電話対応等様々憶えることがあります。
しかし一部の要素は、お客様との対面でのスキルはすでに訓練済み!
例えば、お客様との座席の位置、お客様をお送りする時にお辞儀等です。
マナーも一部習得済であることも認識しておきましょう。
昼の仕事を目指すために勉強が必要なスキル

夜職が社会人デビューだった方や昼職から夜職になって長い人が昼職に転職する時に勉強しておくと有利なことが2つあります
解説していきます。
ビジネスマナー
社会人1年目から企業に入社した人は『ビジネスマナー』を学びます。
夜職出身の方はこのビジネスマナーを正式には学んでいない為、昼職のハードルが高く感じる事も。
しかし、夜職の人が改めて学ばないといけない要素は2つだけです。
正しい敬語の使い方
正しい敬語の使い方は学んでも訓練を積まないと習得は難しいです。
例えば『食べる』事も尊敬語や謙譲語で言い方が異なります。
尊敬語:召し上がる
謙譲語:頂く
敬語を不正確に使うと『知識のない人』と思われてしまいます。
昼職ではこの言葉の使い方ひとつで印象が大幅に変化することも!
ただし非常に複雑なので最低限憶えておく必要があります。
電話対応の仕方
昼職の世界では取引先等からの電話が多いです。
その対応も定型の対応方法があります。
その方法を知らずに電話に出ると会社のイメージに直結するため新卒の社会人には入社後すぐに教育を実施。
どの会社でも最初に教えるので、できる事が前提で会社は中途入社の人を受け入れます。
だから、昼職に転職する前に電話対応の仕方を憶えることが必要です。
エクセル、ワード、メール等パソコン操作の知識
昼職に転職する時にパソコン操作の知識が必要になります。
具体的には、エクセル、ワード、メールの知識です。

ワード?エクセル?今から始めたら遅いのでは?
ワード:文書作成ツール
エクセル:計算する、資料を作るツール
メールもスマホではなくパソコンで打つスキルが必要!
最近では会社に応募するために必要な履歴書や職務経歴書もワードで書きます。
一定のパソコンスキルはオフィスワークで就労するために必須です。

ただし、それほど高い能力を求めてはおりません。本気になれば、1週間あればマスターできます。
必要なスキルは、ポイントを押さえて学習すれば難しいことではありません。
ポイントと学習のヒントについてはこちらの記事に詳しく記載しています。
興味がある方は参考にしてください。
転職を成功に導くやり方

自分が何ができるのか、何がしたいのかの確認
夜に限らず『何がしたいのか』『何ができるのか』を考えることは大切です。
この2つを考える事を『自己分析』と言う方もいます。
できていないと2つの弊害がおこるのでしっかり考えることが大事!
1.自分の強み、弱みが分からない
目標設定をしても自分の現在地が分からないので到達するルートが分かりません。
2.自分のやりたいことが見つからない
自分に何が合っているのかが分からず、目指すべき方向性の設定ができません。
自分の未来をつかむためには、『何がしたいのか』『何ができるのか』を知る事が大事!
そのために自己分析をしましょう。
自己分析のやり方はこちらの記事で紹介しています。
気になる方は参考にしてください。
履歴書・職歴書を作成する
履歴書、職務経歴書を作成します。
転職はその会社の一定の入社の枠を争うオーディション!
沢山の人が応募をするので、書類審査をします。
だから、履歴書、職務経歴書の内容、見た目の充実も合格には非常に大切な要素!
当然書類審査が通らないと面接には進めません。

今の職場『さすがに夜職』とはかけないですよねえ?
基本的は、履歴書には職場の名前を記載、職務経歴書には業務内容を書きます。
具体的には、接客、サービス等と書きます。
面接で具体的な内容を聞かれますが、普通にこちらの回答で良いと思います。

接客・サービスをしていました。
夜のお店は、居酒屋も、バーもあります。そこでの接客、サービスも同じ回答になります。
会社の中には履歴書に書いてある会社名をネット検索して、夜職の人を色眼鏡で見る所も有ります。
但し、そこにこだわらないこともあります。
色眼鏡で見る会社は縁がなかったと割り切りましょう。
転職の媒体を絞る
現実夜職と言うだけで色眼鏡で見る企業はあります。
一部の会社は問答無用で落とします。
一般的な転職サイトや転職エージェント経由だとこの会社を避けることが難いので効率は悪いです。
夜職出身者OKの会社を探すのであれば、夜職出身者に特化した転職サイトや転職エージェントへの登録が効率的です。
そこで、夜職出身者専用の転職サイト・エージェントをを紹介します。
転職エージェント

夜職の方に特化した転職エージェントです。
私の就労していた会社でも採用実績あります。
お客様(会社)は夜職出身者であることを承知の上で紹介を受けます。
紹介された会社では『夜職出身である事』は問題ではなくそこで何を得て何をしたいかが大切!
夜職を隠すことなくアピールしていきましょう!
転職サイト

登録する際の書類の書き方パソコンスキルの講座を受けることもできます。
こちらも夜職の方の採用可能な会社しか掲載していませんので、経歴のことは考えなくて結構です。
こちらの特徴は、転職の際ネックになるパソコンスキルの講座が受けられること。
活動しながら、社会人に必要な知識を転職媒体を通じて学べるのは大きな利点です。

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まとめ

今回の記事は夜職の方が昼職に転職する際にポイントとするべきことを書きました。
夜職出身者の方は第一印象を良く見せる技術、コミュニケーション力を日々の業務で訓練しています。
一方でビジネスマナーや敬語の使い方、パソコンスキルは訓練が必要です。
また、報酬の相場について意識を変える必要があります。
転職をする際は、自己分析と転職すること、履歴書、職務経歴書の作成が準備として必要です。
『夜職出身者』に特化した転職サイトやエージェントを使って転職活動をすると効率的です。
この記事が皆さんの転職の一助になる事を願います。
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