転職に有利な英語力はどのくらい?初心者からの学習法もご紹介!

転職に有利な英語

転職に有利な英語力はどのくらいから?

日本で生まれ育ったから英語を使う機会なんてない私でも英語を使う会社は狙えるの?

そんな疑問にお答えします。

この記事の内容

英語力があると何故有利になるか?

転職が有利になる英語レベル

企業に受かるレベルになるため英語力向上の勉強方法

T.K.はこんな人

日本から出たことが無く英語も当然苦手でしたが、30代の終わりから英語学習を始めました。

今はTOEIC800超え、英語必須の国際企業に転職をしました。

英語ができると転職の幅も広がり、収入アップが見込めることはなんとなくご存知と思います。

でも、

そのために必要な英語力はどのくらいか?

日本で生きてきて海外との接点が無かった私たちがどのくらい努力しないといけないか?

は分からりませんよね。

この記事では、

転職に有利となるだけの英語のレベルとポイントを紹介します。

日本でしか生活をしたことがない人間が、英語必須の会社に合格するまでの学習法もお伝えします

ぜひ、市場価値アップのヒントにしてくださいね。

英語力があると何故有利か?

英語力があると有利な理由は2つあります

英語ができると有利な理由
  • シンプルに転職の選択肢が増える
  • 英語が使える人の案件は給与が高い

シンプルに転職の選択肢が増える

2019年の経済産業省の調査

外資系企業数3287社
外資系企業への就労者数51万人

多いか少ないか?は分かりませんが、日本にこれだけの企業が進出しています。

とある調査の結果を見ると

日本企業の海外進出(2016年)24,959社
英語が必須な求人(2015年)全体の50%

となっています。

少し古いデータを根拠としていますが、英語を使えると受けられる会社の数が2倍になります。

英語が使える人の案件は給与が高い

民間給与実態調査統計の結果(2020年)は日本の正社員の平均年収は496万円となっています。

外資系企業の平均年収は800万とも言われています。

理由としては、外資は人に投資と言う考え方があるためです。

参考までOECDの2020年の調査を見ると以下のとおり。

順位平均年収(アメリカドル)
1位アメリカ69,392
2位アイスランド67,488
3位ルクセンブルク65,854
22位日本38,151
※日本円に直した時、経産省のデータとは多少異なります。

つまり文化の差、世界水準の差もあって、外資は日本企業より給与額は多いです。

日本企業も英語ができる人を採用したいので給与額を上げざるをえません。

この情報から見るだけでも、英語が使えると転職が有利になる事が確認できると思います。

転職が有利になる英語レベル

転職が有利になる英語レベルは2つの尺度があります。

英語力が有利になるレベル
  • TOEICスコアの点数
  • 英会話力

TOEICスコアについて

TOEICスコアは書類選考で点数が高いと有利になります。

過去、英語力は「海外事業部や外資等英語を使うから必要」というイメージがありました。

今では、英語を使わない日本企業でもTOEICスコアが有利に働くことがあります。

さて、TOEICスコアが有利に働くイメージは以下のとおり。

スコア目   安
600日系企業・英語不要
「何かに努力をしている」・「向学心がある」と言う評価につながる
750日系企業・英語必用
エージェントから英語ができる人として声掛けが始まる
外資・書類が通り始める(これだけだと足りないと落とされる場合もある)
800外資・国際企業の書類選考はまず大丈夫なレベル
※あくまで目安としてみてください。

特に英語が必要な職場を選ばないなら「600点」で十分です。

ただし、英語力でより有利にしたいなら「800点」を目指しましょう!

T.K.3
T.K.3

ただし、日本生まれ・日本育ち・日常で英語が必要ない人には800点はかなり難易度が高いです。

英会話力

英語を必須としている会社では必ず英会話でのテストがあります。

英会話を使う必要のある会社や部署への入社を目指すなら有利ではなく必須。

【参考まで】

日本人との会話もあれば海外法人と会話をする面接もあります。

   日本人の英語面接

   海外法人の英語面接(ノンネイティブ)

   海外法人の英語面接(ネイティブスピーカー)

※ネイティブスピーカーとは英語が母語の人(アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ)を言います。ノンネイティブはそれ以外の人。

日本人の英語面接が一番難易度は低いです。

時間は大体10分程度。

日本語を本来話す人との面接である事、日本語訛りの英語の為聞き取りやすいです。

海外法人のノンネイティブの方との会話は全部の時間英語になります。

相手も第二言語の為通じ合うものがあります。

一番難しいのはネイティブスピーカーとの会話です。

英会話スクールの講師はかなり教える為工夫して話してくれますが、全く手加減がありません。

T.K.3
T.K.3

日本で英語と接点がなく学習のみの方だと、日本人との英語、またはノンネイティブの方との会話までをお勧めしますね。

企業に受かるレベルになるため英語力向上の勉強方法

英語力で勝負するには「TOEIC」と「会話」である事は分かったのですが、どうやって伸ばせば良いですか?

それぞれの伸ばし方を紹介します。

TOEICスコアの伸ばし方

TOEICスコアはスコアにより勉強の仕方が変わります。

TOEICスコアのゴール
  • 600点~700点を目指す
  • 800点~を目指す

TOEIC600点~700点を目指す

日系の英語力を特に必要としない会社、外資でもハイキャリアでなければここまでで十分!

市販のTOEIC教材で勉強すれば600点~700点は取れます。

「TOEICの公式問題集」が理想ですが、少し値段がするので中古を買うのがお勧め。

問題の解き方は以下の学習がお勧め。

問題を解く

  👇

問題を音読する

  👇

2回目問題を解く

文法が不安なら文法の問題集を一緒に解いても良いです。

T.K.3
T.K.3

600点~700点を目指すならこれで十分です。

800点~を目指す

外資の経験が無く、英語を使う仕事・外資のハイクラスを目指すならTOEICスコア800は必要です。

特に普段英語を使わない人は800点はかなり難関。

目指すなら教育機関を使ったほうが良いです。

T.K.3
T.K.3

私は市販の問題集だけでは800への到達は無理でした。

特にお勧めは「アルク社」のTOEIC800点コース

特徴

◎コースの想定は5か月

基礎練習、1日ごとに勉強する内容が組まれており、4セクションに分かれています。

◎テストは週1回にその週の復習テスト月1回Monthlyテストがあります。

テスト対策のため緻密に計算されたカリキュラムなので効率良く学習ができます。

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注意点

あくまでテスト対策のための勉強です。

英語の勉強をしているのですが、TOEICのスコアが高くても会話はできません。

「アルク」については、以下の記事で詳しく書いているのでこちらもご覧ください。

英会話力向上について

英会話力は慣れが勝負!

ただし英語を全く使わなかった人がいきなり英会話は難しいです。

ですので以下のステップを踏むと良いです。

英会話力上達のステップ

1.英会話教室に通う

2.オンライン英会話で慣れる

3.仕事で使う

英会話教室に通う

英語を使ったこともない人は英会話教室に通うと良いです。

以下のメリットがかるからです。

強制的に学習時間を決められる

レベルに沿って学習方法の指導がある

仲間ができる

学習の仕方や英語を話す習慣化ができていない場合は、方法を知り習慣化させることが第一。

そのためには教室に通うことが一番です。

学習の仲間もで切るので、孤独ではありません。

しかし以下のデメリットもあります。

毎日はできない

値段が高い

レベルに上限がある

日程的な制限があるので一定レベルを超えると、それ以上の上達は望めません。

まだ、面接を受ける会話のレベルには到達しません。

オンライン英会話で慣れる

一定慣れて英語学習が習慣化されたらオンライン英会話で慣れましょう。

メリットは以下のとおり

毎日できる(ものがある)

基本外国人が講師

値段が安い

日本に住んでいない外国人とネットで話をします。

毎日できるので「外国人と話す」事と「毎日話す」事で慣れを得ることができます。

しかしデメリットもあります。

ネイティブスピーカーは値段が高くなる(またはいない)

学習の仕方やカリキュラムは自分で考えないといけない

面接でノンネイティブと話すだけの英会話力は身につきます。

聞き取りやすいネイティブでも面接で受け答え可能ですが、コアなネイティブ相手だと不安です。

オンライン英会話については以下の記事にまとめましたので興味がある方がご覧ください。

仕事で使う

やはり毎日仕事で使うのが一番です。

「教えてもらう」英会話から脱却できる

多少分からなくても相手に仲間意識があるのでわかるまで聞いてくれる。

やはり教えてもらう英語とは格段にレベルが上がるので力は上がります。

機会は得にくい

なかなか日本企業に勤めていると機会がありません。

仕事で使う部署に遷る。取引先に外資を選ぶ。外国人の社員がいれば積極的に話す。等自分からのアプローチが必要です。

まとめ

この記事では、転職に有利な英語力のレベルと、そのレベルへの到達の仕方について書きました。

日本に住んでいて、外国と接点がそもそもない人に向けて記載しています。

まずは、英語力があると転職に有利な理由について書きました。

有利の尺度は、転職先として選択できる会社数と年収の2点。

英語力を必要とする企業は50%、また外資は年収が日本の平均より高い為、話せると有利です。

選考試験において、書類選考ではTOEICスコアを、面接で会話実技が行われます。

TOEICは、英語をあまり使わない選考で600~700点、英語を使う会社は800点程度。

会話は、日本人による会話テストは10分程度です。

ネイティブの会社ではガチの英語で面接時間中全て英語力を試されます。

そこで必要な勉強は、TOEICテスト対策は800を目指すなら教育機関での学習が有効です。

会話は、まずは英会話スクール、その後オンラインで毎日学習をすることが有効です。

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