
資格の勉強を始めたけれど、なかなか続かない!
今回はそんな悩みを解決します。

さあ!頑張って資格を取るぞ!
と気合を入れて通信教育のテキストを購入したはいっけど

うわ!こんなにあるの?とても無理!

最近忙しかったからページ開けてないや。
取り返そうと思ってももう遅いよね。
と諦めてしまった方もいらっしゃると思います。
模擬試験等の結果を見て挫折する等資格試験の勉強は挫折する要素が多く、気が付いたら挫折していた経験の方もいら者ると思います。
実際困難は多い資格の勉強ですが、基本的にやることを決める事によって、言うほど大変ではないことが分かります。
今回は、資格取得の勉強の際の無理のない計画の立て方、心を折らず試験勉強を続ける方法について記事にしました。
この記事を見終わるころ、皆さんが少しでも資格試験勉強を続けるマインドが上がる良いなと思いつつ始めていきます。
資格取得の勉強の仕方について

資格取得の勉強をする場合、一定の国家資格は勉強量が半端ないです。
通信教育で教科書が届いたとき、ダンボールいっぱいの本の量に恐怖を憶えます。
しかし、正しいやり方をしていけばそれほど恐いものではありません!
その正しいやり方とは以下のとおり
順に説明していきます。
まずは1日の勉強量が決まるまでスケジュールを立てるところから
計画第一です。
社労士くらいの国家資格になると、受験勉強に半年のスパンは必要かと思います。
半年のスパンはそこそこ長いです。
テストは、「わかる」、「できる」、「点になる」の順番でレベルが上がってきます。
ついては、
1.「わかる」のためのインプットの時期は何時から何時まで
2.「できる」のための練習問題を解く時期は何時から何時まで
とまずは時期を決めます。
大きなスパンを決めたらその時期の中で、この章はいつから何時まで…と章について決めます。
この方法で徐々に細かくしていきましょう。
最終的には、「今日は、〇ページから〇ページ」というように1日の計画が出来上がります。
後は計画に沿って継続するだけです!
まずは計画を立て、「今日はここだけ」という範囲を決めましょう!
意外と1日の量は多くありません。
「わかる」のインプット時期はノートをとります
と、言ってもノートを見返すことはまずありません。
ノートに書く目的は以下の2つです。
書いて覚える為
自分が憶えやすいよう整理するため
ちなみに、書く作業にはコツがあります。
「エビングハウスの忘却曲線」によると、人は1日で約67%忘れます。31日後は79%忘れます。
読んで1日経ってからノートに書くと、67%の忘れた個所を思い出しながら記憶の定着が図れます。
ステップとしては
1.読んで線を引く
2.一日寝かす
3.線を引いた個所を思い出しながらノートに書く
そして、記憶の定着を図ります。
整理しながらかければ、より理解が深まります!
ノートは記憶の定着のために書く!見返すことはまずないと思いましょう。
「できる」のため、ひたすら問題の練習をする。
ひたすら練習します。
読んだだけでは、いざ問題が出た時に回答できないので、問題を解く練習をします。
問題を解く練習は人により合う解き方は様々ですが、何度も同じ問題を繰り返すことをお勧めします。
具体的にお勧めの練習方法は以下のとおり。
基本的な問題を解く
基本的な問題をひたすら解きましょう!
応用問題を解くと、人より難しいことを知っている感を得ることができるのですが、試験は試合ではないため、人に勝たなくていいのです。
合格水準となる一定の点数を取れれば良いのです。
ここで言う基本問題は出る頻度の高い問題のことを差します。
出る頻度の低い問題を解けるようになるより頻出問題を取りこぼさないようにした方が効率は良いです。

ちなみに、最初の正解率が低くても、問題慣れもあるので
悲観せずに、1つ1つ憶えていきましょう。
同じ問題を2回目〇%正答率UP、3回目正答率〇%UPを
目指して、頑張っていくと良いです。
過去問は多くて2~3年分まで!
過去問10年分という方も多いのですが、国家資格については「法改正」もあるので過去10年前ともなると、改正前の情報が解説されていることも少なくありません。
もちろん「問題の数をこなす」だったり「頻出問題を憶える」ために過去問を多くするのは良い事です。が、10年分は多すぎます。多くの時間が必要になります。
しかし、知識の定着を図っている状況で「改正後」「と改正前」と見分けるのは至難の業です。
法改正も考えると、過去問は長くて2~3年分までです。
模擬試験は出来栄えのチェックではなく教材の獲得
模擬試験は、学習機関が資格試験を研究して予測問題を作成しているものです。
次の試験について一定の予測をして模擬試験の問題を作成しているので、法改正を修正だけでなく傾向から出る可能性のある問題を出しています。
模擬試験は次の資格試験のテストには非常に有効な教材としてとらえましょう!
過去問題プラス1回分の模擬試験問題、練習するには十分な量がそろうはずです。

なお、模擬試験の合格率が低い場合、がっかりするかもしれません。
しかし、「本番ではない」ので「練習問題のゲット」と割り切って、
間違えた問題1問1問を解けることに専念した方が、生産性があります。
今の評価は本番とは全く関係ありませんよ!
「できる」ようになるための勉強方法をもう一度まとめます。
1.基本的な問題を解く!
2.法改正のことも考え過去問は多くて2~3年前のものまで
3.模擬試験は教材の獲得とだけ考える
くれぐれも、模擬試験の結果は気にしないようにしましょう!
ちなみに、資格の教材はどんなものがあるか分からない!と言う人いらっしゃいますか?もしいらっしゃったら、こちらの記事に教材のことを記載しましたので参考にご覧ください。
勉強時間の作り方:「スキマ時間」と「習慣化」

「勉強時間が作れない」という人は多いのですが、これは「スキマ時間」と「習慣化」と言う考え方でかなり今の見え方が変わります。
いくつか紹介します。
いわゆるスキマ時間を意識する
いろいろな人が言っているやり方ですが、スキマ時間を利用します。
スキマ時間とは、文字通り隙間の時間です。
具体例は以下のものが代表的です。
通勤時間、昼食の時間、夕食前や夕食後のちょっとした時間
《例えば》
片道20分、昼食の時間が1時間で、食事時間を除いて30分とします。
この時間を勉強に費やすだけでも、70分の勉強時間確保です。
「お風呂の湯船につかっている時間」や、「トイレで用を足している時間」も勉強に使っている事例も聞きますが、人間休む時間がないと持たないです。

ちなみに私は、出社してから始業時間までの間勉強していました。以外と集中できるのでお勧めです。
習慣化して、やらないことを気持ちわるいと思う
「何かを得るためには何かを捨てないといけない」という人がいます。
その人は「TVを見る時間」「くつろぐ時間」も勉強に費やすようなアドバイスをくれたりもします。
その話を聞くとぞっとします。
ただ、歯を磨く時間とか、体を洗うことは私たちは習慣化されているため、この時間を確保するためテレビを中断することに気持ち悪さを感じないですよね。
歯を磨いたり、体を洗うことは習慣化されたものです。むしろやらない方が気持ち悪くなります。
同じく、勉強も習慣化させることで、やることが自然!と言う発想に変えていきます。
勉強も最初は無理に時間を作って行う感覚がありますが、続けていくと習慣化されます。
習慣化されると、やらないことが気持ち悪くなります。
気が付くと「TVを見る代わりに勉強している」自分がそこにいます。
モチベーションの保ち方

長い試験期間、色々あります。
模擬試験の点数が悪かったり、何度やっても正解が出せなかったり…。
特に、何度か落ちている人は、不安が勝ってしまうこともありますよね。
モチベーションを保つために実施していた方法についてお伝えします。
体調管理
体調管理はめちゃくちゃ大事です。
理由は2つ
1.体調が悪いときに勉強しても頭が働かないので、成果が出しにくい
2.体調が悪いとそれだけで自分のメンタルに影響がある
対応策は、2つ!
規則正しい生活は体調を整える為一番の方法です。
体調を崩すと、勉強の効果は半減し、今まで以上に頑張って効果0と言う事態も発生します。
また、体調が悪い時に無理をすると、より一層体調を悪くします。
1日の量は大したことありません。今日の分を他の3日に少しずつ上乗せして挽回できます。
それより無理をして効果が出ない日を増やす方がよほど生産性が下がります。
体調管理をして常に元気な状態で勉強に臨みましょう。
全体を見ずに今の1問のみ集中する。
過去問が解けなかったり模擬試験の正答率が悪かった時、気分が萎えます。
今の「できない」は本番までは途中経過です。
今の出来栄は無視してどうしてもできなかった1問に注力しましょう。
《例えば》
40/100として、今日は10問憶えます。
明日半分忘れても5問は正解率が上がっています。
それを1週間続ければ、35問正解数が上がっています。
テストは100点満点ですが、所詮1問1問の積み重ねです。
その1問に集中して、出来栄えを無視しましょう!
定期的に休みの予定を入れる
これ、ダイエットでも使えますが、定期的に休む日を入れてください。
休みのメリットですが以下の通り。
私は大体2週間に1日くらいお休みの日を入れて、自分のペースを守っていました。
まとめ

今回は、資格試験の勉強を挫折せずに続ける方法を記事にしました。
萎える要素は、大きく3つ
教材の多さ対策として勉強のスケジュールを決め1日のノルマを決めます。
言うほど1日の勉強量は多くありません。
過去問は2~3年くらいで十分です。大量に問題集を解こうとすると時間もかかりますが、無駄のない練習だけだとそれほど多くなりません。
勉強時間は、スキマ時間の活用と習慣化によって、今の生活スタイルをあまり変えずに行うと勉強がストレスではなくなります。
試験本番ではありません。
問題集や模擬試験の結果で一喜一憂せず、間違えた1問を解けるよう集中しましょう。
また、体調管理は勉強効率に影響するのでしっかり管理しましょう!
この内容が皆さんの資格取得の勉強法への参考になれば幸甚です。
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