複雑な社会保険!これだけは憶えてお役立ち機能!

会社では教えてくれない事

皆さんこんにちは T.K.です。

今日は給与天引きされる社会保険についてお話しします。

「社会保険っていろいろな種類があって、何のためになっているかわからない」とよく聞かれます。そこで、今回は、社会保険の種類について少し少し解説してみます。

T.K.3
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社会保険は、その事象が発生した時、自分から申請しないと

何ももらえないものもあります。

「何がもらえるの?」ということをまずは知ることから

始めましょう!

社会保険にはどのようなものがあるの

社会保険は文字通り社会保険系の「健康保険」「厚生年金」と労働保険系の「雇用保険」「労災保険」の4つのものがあります。

それぞれの大きく分けると以下ような役割を担っています。また、保険料の負担についてもまとめました。

保険の種類担う役割保険料
健康保険プライベートで健康を害した時に医療費の補助や
生活の補助をしてくれます。
会社と社員が半々で折半します。
厚生年金老後、障害を負ったとき、自分が死んだ時の家族の
生活について一定の金銭的補助をしてくれます。
会社と社員が半々で折半します。
雇用保険失業した時の金銭的な保障、雇われ続けるための
学習だったり、雇われづらい状況になった時、
一定の金銭的補助をしてくれます。
会社のほうが保険料を多く払って
くれますが、折半します。
労働保険仕事や通勤に関係して健康を害した時に医療費の
補助や生活の補助をしてくれます。
会社が保険料を負担します。

では、例えば、どのようなときにどのような支援をしてくれるのかを紹介します。

健康保険

健康保険は、プライベート(仕事外)で病気やケガをした時、医療費の補助や生活の補助をしてくれます。皆さんが良く使うものをいくつかご紹介します。(本当はもっとあるのですが、すぐに役立ちそうなものを一部ご紹介します。)

療養費

これは皆さんご存じと思いますが、病院に行った時に7割を健康保険が負担してくれるので、私たちは3割負担すればよい仕組みです。70歳以上の人については、9割負担(平成26年以降は8割負担)は健康保険がしてくれます。

また、自分の家族についても「家族療養費」として健康保険が家族の医療費を自分の時と同じく負担してくれます。

訪問看護療養費

何も病院に行くだけが治療ではないので、自分の家で継続して療養を受けるときは、「訪問看護療養費」が支給されます。もちろん、家族についても同様に「家族訪問看護療養費」が支給されます。

高額療養費

療養費でもお話しした通り、私たちは医療に係る際、3割負担でOKなのですが、それでもやはり沢山病院にかかったり、入院したりするときがあります。やはり自分がお金を払う額は多くなる可能性があります。その時、一定額以上の負担額を健康保険が負担してくれます。

これ、月1で高額療養費は支給されますが、もし、その高額療養費に係る事項が世帯で3か月を超えた場合、4か月目からさらに、一定額以上の部分を戻してもらえます。

つまり、1か月で多すぎるお金は戻してもらえる、さらに年に4か月以上高額療養費をもらえることになったら更に一定額以上の部分を戻してもらえる、2段構えのサポートになっています。

移送費

病院に行く際、必要性があって、交通機関を利用した時は、移送費を健康保険が負担してくれる場合があります。「申請して健保組合が認めれば」ではありますが、申請してみて損はないと思います。

傷病手当金

療養のため、働けない場合、有給を使って風邪等はしのげますが、これが長くなった場合、欠勤となり、収入が0になる場合、当然起こり得ます。

長く療養のため、働けずに欠勤となってしまった場合、傷病手当金という制度があります。3日連続で休んだ時に4日目からもらえる対象となります。給与額の2/3程度の金額が支払われます。

傷病手当金はとても便利なことがあります。それは、始めてもらった日から1年6か月は有効期間である。ということです。

1.一回傷病手当金をもらった後、病気が再発した際、1年6か月以内なら、再度傷病手当金がもらえます。

2.途中退職ということになっても、1年6か月の間は、傷病手当金、もらい続けることができます。

出産手当金

子供を産むため、労働基準法は、産前6週間(双子以上は14週間)、産後8週間は休むことが認められています。(産後は義務)。その時やはり長期で休むので、給与はもらえません。そんな時、出産手当金が支払われます。これも給与額の2/3程度の金額が支払われます。

出産育児一時金

子供が生まれた時に病院に入院する際、お金がかかります。特に出産は健康な人が生むので帝王切開でもない限り、療養の給付もありません。その時助けになるのが出産育児一時金です。年によって若干金額は前後しますが大体40万程度直接病院に支払われるので、私たちは病院にその40万程度のお金が引かれた額を支払えば、良いわけです。また、この一時金は奥さんが自分の不要である場合は、「家族出産育児一時金」として支給されます。

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奥さんの出産時、奥さんが入っている健保組合または

自分の入っている健保組合から出産育児一時金はどちらにせよ

払われます。結構出産は費用が掛かるのでとても助かります。

厚生年金

厚生年金は、「年金」のうち、会社員の加入するものになります。自営業者などは、国民年金に加入済ます。どちらも同じく「老後」「障害」「本人が死んだ時の残された家族」といった通常働くことを100%とするとその収入を得ることが難しい状況を助けてくれる保険になります。

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ここでは、厚生年金について紹介をします。

老齢厚生年金

65歳を超えた時から払われる年金です。稼ぎにくい、または引退して稼がなくなった際の収入の補助になります。

なお、ここではオプションもいくつかあります。

オプション1 年金をもらい始める年を選べる。60歳~70歳までもらう時期を選ぶことができます。始める早ければ1回にもらえる額は少し減って、遅ければ1回にもらう額は少し増えます。

オプション2 働きながらもらうかもらわないか。収入と年金額の合計が一定額までは、収入があっても全額年金をもらえます。給与の額にもよりますが、働きながらもらうか、自分の生活を大事にしながら年金で生活をするか選ぶことができます。

障害厚生年金

障害等級1級、2級、(厚生年金は3級まで)に該当する場合、障害のため働きにくい、または働けないことに対する収入の補助として年金が支給されます。

ここの嬉しいところは、もし配偶者がいる場合は加給年金として年金にプラスされます。

遺族厚生年金

年金支払者本人が死んでしまった場合、その遺族は年金をもらうことができます。

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年金は、働くことが困難になった時の生活するためのお金を

補助するものになるので、そんなに数が多いわけではないですが

私たちが困らないよう支援してくれるものなのですね。

雇用保険

雇用保険は大きく分けると2つあります。

1つ目は失業した時や、就労しているけど、働ける状態でなく給与が払われない、または給与が減った時の補助。2つ目は、就労しやすくなるよう資格取得などの勉強をする際の費用の補助。

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これらは、いずれも知らないと損をするし、有効活用を

すれば有効な助けになるものになります。

求職者給付

こちらの給付は一般的に失業した時の収入の補助というイメージがありますが他にも様々な補助をしてくれます。

基本給付私たちがイメージする失業した時に生活するためのお金を補助してもらうものです。
技能習得手当就業を有利にするために公共職業訓練を受けた際、一定額の手当をもらえます。
寄宿手当職業訓練を受けた際、家族と別に過ごさないといけない場合、家族の生活のため
一定額お金がもらえます
傷病手当もし、病気になったりして、転職活動ができない場合、基本給付に代わって生活の
補助をしてくれます。

基本手当は状況によって、もらえる日数が増えたり期間延長になったりもするので、ハローワークの給付の申請をする際は、状況をしっかり伝えることが必要になります。

就職促進給付

就職促進給付は文字通り、就職を促進するための給付です。

その中にもいくつか種類がありますのでその内容を紹介します。

就業促進手当基本給付にあまりがある状態で、就業を決めた時、一定額のお金がもらえます。
基本給付をもらえる期間を最大限使わなくても、損をなるべくしないための仕組み
ですね。
移転費就職の際または、公共職業訓練をうけるため転居が必要となった場合、その移転費の補助
求職活動支援費就職活動を広い範囲でする際、その活動に要する費用が補助されます。

教育訓練給付

自分の能力アップのため、教育訓練を有料で受けた場合、その一部を補助してくれます。これは、就業中でももらえる事、一定期間を過ぎればまた使えることから、自分のスキルアップを考えている人には有効です。

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私も国家資格とTOEICの勉強をする際、この給付を使いました。

1つネックを上げるとしたら、その講習を修了して終了証をもらった

後でないとお金の補助がないことですかね…。

雇用継続給付

これは雇用は続いているのだけど、高年齢だったり、出産だったりで、収入が減ったり収入がなくなったりしたときにその補助をしてくれるものになります。

高年齢雇用継続基本給付金
高年齢再就職給付金
60歳を超えた人が、継続雇用された、または再就職をした際、60歳到達前の
給与額と比べ、一定額減った場合にもらえる補助です。
育児休業給付金健康保険の産前産後休暇は、産前6週間、産後8週間もらえますが、その後の
育児休業期間、会社から給与がもらえない期間はこの給付金が生活の補助を
してくれます。
介護休業給付金介護休業をしている間、給与がもらえない時の補助をしてくれます。
育児休業給付金の介護バージョンです。

労災保険

労災保険は、業務上の理由や通勤の事故等が理由で病気やけがをした時に補助をしてもらえます。正確には、業務上の理由であれば会社が保証すべきところを保証してくれる保険のため、保険料負担は全額会社が行います。そのうち一部紹介します。

傷病に関する保険給付

傷病に係った場合、以下の給付を得ることができます。

療養給付又は
療養補償給付
基本的には、通勤時は療養給付、勤務に関するところは療養補償給付と言います。
健康保険の療養の給付同様、治療費補助ですが、仕事が原因だったりするので、
療養補償給付は自己負担がありません。療養給付は200円自己負担です。
休業補償給付
傷病保障年金
病気やケガがもとで働けない時の生活費の補助です。休業補償給付をまずはもらい、
1年6か月経ってもなお必要であれば、傷病保障年金に代わります。もらえる金額は
給与の6割だと思ってください。

介護保障給付

介護が必要なじょうきょうに陥った時は介護保障給付があります。つまり、生活するときに必要な介護が必要な場合、労災保険からその費用の補助があります。

死亡についての給付

本人が死んでしまった時、遺族に対しての給付もあります。

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なお、これらの中には特別給付なる給付をもらえるものがあり、

従来の給付に上乗せして、給付がもらえるものもあります。

仕事上のけがや病気はその理由が理由のため他の保険より手厚く

なっています。

POINT

社会保険は複雑ですが、これだけは憶えておいて損はない機能を一部紹介しました。

健康保険:療養費以外にも高額療養費のように行き過ぎた医療費を補助してくれるもの、傷病手当金、出産手当金といった生活の助けになるものがありました。

厚生年金:老後だけでなく、障害や死亡に対しても保険がおります。

雇用保険:失業に対してだけでなく、働けない、働きづらい状況についても補助をしてくれたり、就業しやすいように能力開発に対して補助をしてくれます。

労災保険:仕事や通勤が原因で病気やけがをした時に、療養、生活等の補助をしてくれます。

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