転職に有利な資格を取りたい!でもどうすればいいの?
そんな疑問にお答えします。
「資格があると転職に有利」であることは確かだけど、40代で資格を取るには大きな壁があります。
【壁1】どんな資格を取れば転職が有利になるのかが分からない
【壁2】勉強の時間の確保がしずらい
実は転職に必要な資格は自分の仕事を振り返ることで見つかります。
また勉強時間も無理に作らなくて良いです。
実際に国家資格を取った経験を書きましたので、参考にしてください。
転職に必要な資格は仕事直結の資格
一般的に人気の有る資格
一般的に人気の有る資格として「お勧め」されている資格は以下のとおり。
資格名 | 合格率直近数年平均 |
中小企業診断士 | 3~8% |
行政書士 | 6~8% |
社労士 | 5~8% |
証券アナリスト | 48~55% |
宅建 | 15~18% |
管理業務主任者 | 19~24% |
ファイナンシャルプランナー | 40~50% |
中小企業診断士、行政書士、社労士等の「士業」は人気が高いです。
難易度の高い国家資格で独立も可能。つぶしが利くと思われがちな資格だから。
ほかの資格も一般的に良く名前を聞く資格です。
しかし、人気のある資格を持っていること自体はあまり効果はありません。
転職には有利な資格は業務に直結した資格
40代の転職は自分のスキルをアピールすることが一番!
会社が欲しいのは募集職種の能力だから。
確かに資格は自分の知識を一目で証明できるし、入社後も役に立ちます。
しかし、転職に関して言えば必ずしも資格を持っていることが必要はありません。
転職をするためアピールするのは経験が第一!
スキルを証明する1つの方法として資格があります。
転職でのアピールを考えるなら、人気のある資格より業務に直結した資格が一番です。
転職に有利な資格を見つけるには
転職に必要な資格を見つけ方は以下のとおり。
自分の「できる事」と「したい事」を整理する。
まずは自分が「できる事」を探します。
過去の職歴から自分がしてきたことを確認しましょう。
例えば、過去「営業」と「人事」を経験した人は、できる事を営業と人事の中で探します。
「人事」と一言で言っても「採用」「労務」「教育」「人事制度」「給与計算」と様々。
人事よりもう一つ踏み込んで「できる事」を確認しましょう。
自分が「できる事」が決まったらその中で「したい事」を探します。
「人事」の中でも「採用」「労務」を経験していて今後は「労務」を深くやりたいといった感じ。
まずは「できる事」と「したい事」を探しましょう。
整理した事に沿った資格を見つける
整理した事に沿った資格を見つけます。
先ほどの例で言うと、「人事」の中で「採用」と「労務」の経験があったとします。
やりたいことで取るべき資格が変わります。
採用を深めたい:キャリアカウンセラー、キャリアコンサルタント等
労務を深めたい:衛生管理者、社会保険労務士等
あくまで仕事に沿った形で進めましょう!資格はその仕事毎に様々ありますのでご心配なく!
仕事や育児等時間がない!どう確保する?勉強時間
自分が取るべき資格の取り方は分かりました。
でも、忙しくて勉強する時間がありません。
仕事が大変で勉強する時間がない!と言う方の勉強法を紹介します。
もう時間を無理に作らなくてよい!スキマ時間を使った学習
スキマ時間を使って効率的に学習をしてきます。
具体的には以下の時間
〇通勤時間
〇定時までの時間、昼休み
〇朝子供が起きる時間までの時間、夜寝てからの時間
〇習慣で見ていたけどあまり興味が無かったテレビを見ている時間
通勤時間で電車に乗っている時間が20分あると、行きと帰りだけでも40分確保できます。
そうやって時間を作ると1日1時間~2時間程度の時間を確保が可能!
普段「ぼ~っ」としている時間を使うことで、無理に時間を作らずに学習ができます。
独学はきつい!でも学校に行くの時間がない!そんなときの通信教育
スキマ時間を使えば勉強できるけど、それって「独学」になっちゃいますよね。スクールに通わなくて資格は取れますか?
独学で士業を受ける事は非常に難しいです。
市販の本に書いてある情報量は試験範囲に対して非常に少ないため。
また、勉強法を知らない状況では市販の本をどう勉強して良いかもわかりません。
だから学習機関を使いましょう。
学習機関って「土日にスクールに通う」という事でしょうか?まとまった時間が必要ですね。
忙しい皆さんは、スクールに通わず通信教育を受けることをお勧めします。
最近の通信教育は以下のメリットがあります。
1単元10分程度のWeb講義がある
近年の通信教育は1単元10分程度に刻んだ講義が用意されています。
動画なので、「いつ」・「どこで」・「何度」でも受講可能。
当然スマートフォンから受けることも可能です。
「スキマ時間」での学習にぴったりです。
学習方法の指導や質問受け付け等、万全のフォロー体制がある
通信教育を注文すると「学習の手引き」をもらい「my page」のアカウントが配布されます。
学習の手引き:学習方法の手引きです。どうやって勉強するかが書かれています。
my page:自分の学習状況のチェックや、質問受け付け等ができる学習管理ページです。
こちらのバックアップ体制があるので、スクールに近しい環境で学習が可能です。
資格取得の助けになる「通信教育」
通信教育がスキマ時間の学習をサポートしてくれることは分かりました。でも、具体的にはどこがお勧め?
お勧めの機関を2つ紹介します。
2つ講座に共通するポイントは以下のとおり。
きっとご自身の仕事に合った講座が見つかると思いますよ。
U CAN
目指す資格が明確な人
添削問題などで途中途中で評価を受けながら学習をしたい人
60年以上のノウハウがあるので、テキストが分かりやすく充実
質問・添削への返事が早い
定番の教育会社です。講座が豊富です。
長年のノウハウがあるのでテキストは分かりやすいです。
私が社労士を受けていた時、模擬試験(テスト会場に行く方式)を受けることもできました。
確かな実績のある会社のため、試験対策をするには安心の会社です。
主な講座 | 動画講義 | 添削問題 | 金額 |
社労士 | 1講座 5分~15分 | 11回 | 79,000円 |
行政書士 | なし | 8回 | 63,000円 |
ファイナンシャル プランナー2級 | 1講座 5分程度 | 8回 | 64,000円 |
宅建 | 1講座 5分 | 7回 | 63,000円 |
簿記2級 | なし | 5回 | 49,000円 |
オンスクJP
目指す資格が不明確でまずは講座から様子を見てみたい人
複数の資格を目指す人
価格が安いのでお試し感覚でスタートすることができる。
月額で受け放題なので、どの資格を狙うか迷っている人は様々な講座を試せる。
TACのノウハウが凝縮されているので質は確保されている。
スキマ時間を使って勉強ができるよう、動画を短く区切って講座を受講できます。ここの特徴は何と言っても値段設定です。
講義を受けるだけ :980円(どの講座を受けても良い)
練習問題の受験も含む:1,480円(どの講座を受けても良い)
月額の定額制で、どの講座をどれだけ受けても定額。
だから、まだ資格を定めていない人は色々受けてから方向性を定めるのも可能!
講義自体は資格の名門TACの「ノウハウ」を持ったもののため質の確保はばっちりです。
主な講座 | 動画講義 | 練習問題 | 金額 |
社労士 | 1講座 5~10分 | 698問 | 月980円or 1,480円 |
行政書士 | 1講座 5~10分 | 581問 | 月980円or 1,480円 |
ファイナンシャル プランナー2級 | 1講座 5~15分 | 450問 | 月980円or 1,480円 |
まとめ
この記事は、40代の方が転職を有利にする資格の取り方について書いています。
40代に会社が期待することは即戦力!経験やスキルが第一です。
よって資格は経験を伴うスキルを証明するものでなければなりません。
資格は自分の経験や転職後やりたいことに沿った資格を選びましょう。
くれぐれも一般的に「有利」と言われる資格を選ばないように!
また、非常に忙しい状況で勉強する為、無理に時間を作らずスキマ時間を使いましょう!
スキマ時間とは「予定と予定の間に生じた短時間の暇」。
電車に乗っている時間や昼のちょっとした時間を言います。
通信教育を使えば、10分程度で講義を区切っているのでスキマ時間で効果的に学習が可能です。
お勧めの通信教育機関も紹介しているので参考にしてください。
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