こんにちは T.K.です。
専門職として市場価値を上げていきたいけど具体的に何をすれば良いか分からない。
今回はそんな方に向けて記事を書きました。
1.鍛えるべきスキルの種類について
仕事をする上で必要なスキル『汎用スキル』と『専門スキル』について説明します。
2.自分の専門性に見合った資格の探し方
専門性を高める資格をどのようにして探すのか?を解説します。
3.資格の勉強方法
資格の勉強は難易度によって様々ありますがそれぞれの方法について説明します。
この記事を書いているT.K.は専門職としてスキルを上げる為、20以上の仕事関連の資格を取得し、現在人事部長として会社で働いています。
人事を20年やってきました。10社の会社全て採用・面接・能力開発等をしてきました。
うち3社はブラック企業にはまって1年未満での退職をしています。
しかし9回コネを使わない転職を成功させています。40代になって転職により職位と収入アップしています。
専門職はその職種についての専門性を武器に市場価値を上げていく職職種、だから資格は大切と言うことはうっすらイメージできると思います。
しかし自分の専門性に合った資格は何でどう勉強すればよいか?と言うことについて、メジャーな職種でない限り見つけにくいのも事実です。
そこで、今回は十分の専門性を高めるための鍛えるべきスキルとそこに見合った資格の見つけ方、勉強の仕方について記事にしました。
この記事が参考になれば幸甚です。
鍛えるべきスキルの種類について

まず初めに、鍛えるべきスキルの種類について説明します。
スキルの種類には大きく分けて2つあります。
1つは、汎用スキル、もう1つは専門スキルになります。
汎用スキル | 論理的思考や、コミュニケーション力等どの職種でも通用するスキル |
専門スキル | 専門分野の知識や独自の経験など一定の職種や一定の専門家にのみ通用するスキル |
汎用スキルはどの仕事にも活かせるので習得は必要です。でも、専門職にとってはこれだけでは足りません。
専門職は自分の専門性に根拠が必要です。
専門性に根拠があるメリットは以下のとおり
また、『あなたは何ができますか?』と聞かれた際、『●●ができます!』と言うと思いますが、資格名が大きな根拠となり面接官の信用を得ます。
入社をした後は、一定のプロとして期待を持たれますが、資格を取るための勉強によってついた知識や問題解決能力は大きな武器になります。
よって、専門職の方であれば専門スキルを鍛え資格を取得することは必須です。

とはいえ、自分の仕事にあった資格ってどう探せば
いいかわからないですよね。

今日は自分の専門性を高める資格はどう探してくのか、
そしてどう勉強をしていくのかを紹介します。
自分の専門性に見合った資格の探し方

世間的な意見に流されず自分の意思で資格を探す
自分の仕事の必要性をまずは見つけないといけません。
その時、世間的な意見に流されず、自分の必要性に応じて資格取得を目指します。
良く「役立つ資格」を見て取る資格を決める方がいますが、仕事の必要性が無かった場合使う場所がありません。
面接での優位性を考えても「何故この資格?」と聞かれた時、資格をどのように仕事に役立てるかの想像がしにくい資格は面接官へのアピールには弱いです。
逆に仕事に密接に関係した資格であれば仕事に役立つし、それがどんなにマイナーな資格でも面接官には響きます。
世間的には「役立つ」と言われているけど仕事に関係ない資格よりマイナーで仕事に密接な資格の方がよほど価値があります。
まずは、仕事の必要性があるか?を確認してください。
なお、今全く思い浮かばないという方、最近ではすべての職種に関係するのがメンタルになります。人と関わる以上メンタルはどうしてもついて回る問題であること、またセルフケアにも必要だからです。
具体的には学びたいという人がいたらこちらのサイトを参考にしてください。

自分の仕事に合った資格を探す
必要性のある資格は探せば意外とあります。
例えば、『メンタル』『資格』とGoogleで調べると、いくつもメンタルの資格が表示されます。
ページを開くと以下のことが説明されています。
資格を得る事でできる事・わかる事
資格の得方(資格を得るための教材やテストの受け方等)
資格を得る事でできる事が自分の仕事に直結するものかを確認することができます。
決してメジャーな資格である必要はないということ
意外とマイナーな資格でも面接ではそれがネタになって盛り上がることもあります。
それが仕事に直結しているならば、説明によっては非常に好評化につながります。
こちらのサイトでも資格取得についていろいろなアドバイスが掲載されています。
さて、自分の勉強したい資格が見つかったらその勉強するための費用、テスト受験の費用や申し込みに何が必要か、雇用保険からの『教育訓練給付金』の対象かを調べましょう。

何かを学ぶ際は、金がかかります。
国家試験は、申込書類の添付書類も意外と多いです。
逆に一定の資格の勉強は給付金が出ます。私も2回使いましたが
意外と助かります。
意外と、ネットで探すと資格の種類や何を勉強するかが見えてきます。
資格の勉強方法

勉強の仕方について
特に難易度が高くなるほど、独学での合格は難しくなります。
勉強の仕方はいくつかの方法があります。
独学 | 教科書や問題集を自分で探して自分のペースで勉強をするやり方です。 教材は、市販の本だけなので、格安です。 |
通信教育 | 教材は、教育会社のオリジナルになります。多くは、動画での講義を聞くことができます。 自分のペースで勉強はできますが、市販と違い、研修会社のサポートがあります。 その分費用は掛かります。 |
通学 | 教室に決められた時間に行って講義を受けます。資格によっては、通学で勉強しなければ ならないものもあります。否応なく教室には別の受講生もいるので一緒に頑張る仲間も得る 可能性があります。丁寧な対人のサポートもあり充実していますが、時間の拘束があり、 費用も掛かります。 |
それぞれの体験談を申します。
独学が合う資格
資格の勉強範囲が少なくて、合格率が高い場合、わざわざ高いお金を払わなくて良いと思います。
私の持っている資格で言うと『衛生管理者』や『ビジネスキャリア』などは、教科書を買って読んで問題集を解いていくだけで知識が身につきました。
通信教育が合う資格
これは、合格率が少ない資格です。通学でもいいのですが、平日も休日も流動的だったり、そこまで通いに時間を費やせない場合、自分のペースで勉強ができる通信教育には幾度となく救われました。
特に通信教育は、教科だけでなく勉強の仕方や、計画を立てる補助ツールもつけてくれるので、自分の勉強方法がわからない人も心配せずに始められます。
動画での講義もあったり、時間差さえ気にしなければ、質問受け付けや悩み相談も受けてくれるところが多いので、私は最近ほぼ通信教育で受けています。
通学が合う資格
私の個人的見解になってしまいますが、『資格取得』という観点では、通信教育とあまり効果は変わらないと思っています。正確には、今まで通学でないと得られなかったサービスを通信教育でもできるようになっただけなので、講義の臨場感や対人サポートという点では通学のほうが良いです。
しかし、時間の拘束があるので、仕事の忙しい人はわずらわしさを感じるかもしれません。
通学は、『英会話』のように『インタラクティブ』だったり、『相手がいないと成り立たない』勉強は時間の拘束があっても通学が良いと思います。
私も英会話教室のクラスメイトと、友達だったり、ライバル関係になることで、相当英会話力は伸びたと思います。
結果として『TOEIC』には良い影響があったと思います。
また、何も利害がない友人が大人になってからできるので、純粋に『勉強だけ』を目的としないのであれば、通学はとても良いと思います。
なお、教育機関については、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
この記事は、専門職として市場価値を上げるためのスキルの上げ方について書きました。
仕事の上では、コミュニケーション力や論理的思考と言った汎用スキルは大切ですが、専門職として価値を上げるには専門スキルは不可欠です。
専門スキルを上げるために資格の取得は非常に良い武器になります。
資格は選考試験で役立つだけでなく、その考え方や問題解決法を知る意味でも効果があります。
その資格の選び方は、あくまで自分の仕事に直結するものを選んでください。
勉強方法は難易度に合わせて、「独学」「通信教育」「通学」があります。
これはご自身のスタイルに合わせて選んでください。
この記事が皆さんの資格取得の一助になる事を願います。
コメント