
大企業、中小企業、ベンチャー企業、外資様々あるけど自分が活かせるのはどこ?
そんな疑問にお答えします。
大企業、中小企業、ベンチャー企業、外資系企業の特徴
自分の能力がどこで活かせるかを見つける為にすること
この記事を書いているT.K.は9回の転職(10社の就業)経験があります。
人事で20年の経験!10社で採用・能力開発等やっている40代の会社員です。
大企業、中小企業、ベンチャー企業、外資系企業全てのジャンルの企業での就労を経験!
その経験を踏まえ転職お役立ち情報を提供します。
40代の転職は、自分をより活かすための転職をするのか、一定の妥協が必要か?を考えます。
様々な情報を確認するけど、『入社をしていないので実際分からない』と言うのが本音と思います。
そこで、実際に在籍した経験を基にそれぞれの会社の長所と短所を紹介したうえで、『妥協する事』の落とし穴を解説します。
自分はどの会社の長所で自分を活かし、どの短所はあまり影響がないか?を確認頂ければ幸いです。
大企業、中小企業、ベンチャー企業、外資系企業の特徴

必ずしも会社の規模や種類と特徴は比例するとは限りません。
ただし、往々にして似た傾向の会社が多いです。
規模や会社に高い確率で見られる特徴を紹介します。
大企業の特徴
良い特徴 | ・給与が高い。 ・有名なので、社名を言うと大体の人が知っている ・福利厚生が良い |
悪い特徴 | ・決まりが多い。 ・『自分』と言うものを出しにくい ・関係者が多く『共有』のためのものが煩雑 |
大企業と一番の利点は給与水準が高く、福利厚生も充実しています。
一見入社すれば安泰と思われがち。
ただし、時間外が少ないとは限らないし、解雇もあります。
規模が大きいからと言って必ずしも守られるわけではありません。
一方、個を出すことは難しく、一定の決まりの中で一部の仕事をします。

知らない人へ共有するための書類づくりや、社内の資料作りが結構大仕事なんですよね。
転職に有利になる仕事の成果や、包括的な仕事の経験を得ることは難しいです。
中小企業の特徴
良い特徴 | ・自分の守備範囲が広い ・自由度が高い ・社員同士の距離が近い |
悪い特徴 | ・給与が少ない ・オーナーの特徴がモロに会社に影響する ・福利厚生や設備は少ない |
中小企業はオーナー系の企業が多く、オーナーの特徴がもろに企業文化に反映されます。

合えば天国、合わなければ地獄となるわけですね。
1名の守備範囲が広いので、一定の自由度が高く、社員同士の距離も近いです。

中小を経験すると大企業の『人が距離が近い』とか、『任せてもらえる範囲が広い』という言葉の説得力がなくなりますね。
しかし、大企業ほどお金持ちである企業は少なく、給与や設備が充実していません。
ベンチャー・スタートアップ企業の特徴
良い特徴 | ・自分が会社のルールや仕事の方法を作れる ・ある意味すぐに幹部候補 |
悪い特徴 | ・経営が不安定 ・募集要項に書かれていることが不正確 ・会社としての癖が強い |
ベンチャー・スタートアップは何もない所からスタート。
自分が入ったそのポジションでは自分が一番の専門家です。
だから、自分が全ての仕事の道を切り開きます。

仕事の成果を出したい人には最高の場ですね。
但し、皆プロではないので、不安定さは残ります。
お金使うべきでない所への投資や理屈のない意思決定は往々にしてあります。
入社についても、『内定もらって入社したら自分は必要なかった』という事も普通。
転職自体ギャンブル的要素が強いです。
外資系企業の特徴
良い特徴 | ・給与水準が高い ・転職がしやすい ・世界を意識して仕事ができる |
悪い特徴 | ・英語とスキルが問われ続ける ・あくまで支店・本社にはなれない |
外資は日本企業と違い、『人に投資』と言う発想があります。
よって給与水準は日本企業より高いです。
完全実力勝負なので、1社に長くいる発想はありません。
転職はしやすいです。
イギリスの●●さんとコンタクトを取るなんてこともざらなので、世界を意識します。
ただし、常に自分の実力を磨き続け、英語を話し続けないといけません。
また本部はあくまで海外です。自分が会社の幹部になる事は基本ありません。
自分の能力がどこで活かせるかを見つける為にすること

今更だけど自己分析
就職活動時に言われた『自己分析』は今更だけど、今やることが大切!
企業の良い特徴は最大限マッチし、悪い特徴はあまり影響がない事を見極める為に。
会社にはそれぞれ良い特徴と悪い特徴があります。
自分は『何が活かせて、何を将来したいのか?』と合致した特徴のある会社に入りたいですよね。
逆に『会社の悪い特徴』は自分はあまり気にならなければ影響は少ないです。
その判断は、自分を知ることから始まります。
だから今更だけど自己分析がとても大切!

自己分析は具体的にどうすれば良いですか?
具体的な方法は別記事に用意をしました。興味がある方はご覧ください。
自分の希望に妥協しない勇気を持とう
自分の希望には妥協をしない勇気を持ちましょう!
どうしても転職したい!
40超えたからここしかチャンスが無い!
そんな思いから少々自分の希望と異なる条件を了解しがちです。
そこに落とし穴があります。
落とし穴1:ポジション・給与
ポジションや給与は妥協すると落とし穴があります。
部長だった人が、部下の仕事ができるわけではありません。
上位、下位と組織上ではなってるけど、やり慣れない仕事はキャリアチェンジ。
だから部長が妥協して一般になった際、そこでパフォーマンスが出せないことも。
部長の場合は特に自分の判断が出来ない『やらされ仕事』がメンタルに響きます。
ポジションの妥協はかなり命取り!妥協は禁止です。
給与も妥協すると、かなり戻すのに苦労します。
戻すために転職を繰り返したり、場合によって二度と戻らないことも。
給与は今までの自分の積み上げです。
安易な妥協は這い上がれない落とし穴が待ってます。
落とし穴2:選考が進む、内定後条件が変わる
選考が進んでから条件が変わる事あります。

せっかくここまで進んだんだ!妥協しよう!
と言って条件が先行途中や内定後変わった後入ると悲劇が待っています。
途中で条件を変える会社は、約束を破る会社や、採用の計画がしっかりしていない会社。
入社後ポストがなくなっていたり、嫌な扱いを受けることも少なく在りません。
結果、短期間で辞める以外選択肢が無い事もあります。
選考中に変える会社は、内定が出ても断りましょう。
落とし穴3:企業規模や仕組み

もう年だし、大企業は無理そう!だから給与は下がるけど中小で!
そこには大きな落とし穴があります。
中小は看板の無い営業を求められるので、より高度な技術が必用
スタートアップは、自ら会社を作るため、用意されたものを求める人はいりません。
会社にはそれぞれの特徴があります。
『大企業にいたら中小なら楽になる』とか『スタートアップで教えよう』と言う考えはおお間違え!
妥協したはずがその会社で全く成果が出ないことも…。
自分に合う特徴は何か?を中心に選びましょう。
まとめ

この記事は、転職の際、『大企業』、『中小企業』、『スタートアップ』、『外資』のどの企業を目指すべきか?と言う疑問にお答しました。
企業にはそれぞれの似た特徴があります。
自分に合った特徴のある会社を選ぶことが必要です。
そのためには『自分を知る』必要があります。そのために自己分析は必須!
また妥協は厳禁です!
具体的には
職位の妥協はキャリアチェンジ
選考の途中で妥協を強いる会社は入社後居づらい会社
規模や会社の状況で判断すると、妥協した会社で成果が出ないことも
妥協はせず、中小や外資等の企業ジャンルは無視して自分に合うかだけで選びましょう。
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