この記事では、50代の転職における成功と失敗の分かれ目について記事にしました。
50代で転職を失敗している人に大きく5つの失敗要素があります。
この要素を克服できるかが、50代の転職を成功に導くか失敗に貶めるかの分かれ道です。
それは全てマインドセットの問題!技術や経験ではありません。
つまり明日から修正が可能な物ばかりです。
5つの分かれ道を紹介しますので、50代転職を成功に導きたい方はぜひ参考にしてください。
謙遜も自信がありすぎてもお見送り
50代の方は若い時に「謙遜」を嫌と言うほど学びました。
謙遜こそが美徳!自分の成果も「自分は何もしていません」と言うのが正解。
そんな環境下培った謙遜を今の時代面接で言うと面接はお見送りになります。
一方で、自分のやってきたことを話し続けると会社に適応してくれるか不安を与える結果に。
結果謙遜しても自信ありげにアピールしすぎても結果「お見送り」となります。
面接では「自分のできる事を実績と言う証拠を持って話す」にとどめておきましょう。
基本年下が上司!年齢判断は通用しない
50代が転職をする際、大抵の会社では年下が上司です。
外資は成果を出せている人が昇格し、ベンチャーはそもそも起業する勢いのある人が作ります。
いずれにせよ、30代~40代の人が圧倒的に多く、中には20代しかいない場合も。
自分より経験、スキルが少ない人が上司になる可能性は高いです。
年功序列・終身雇用で育った50代は、直接マネジメントしなかったような年代にお伺いを立てる現実に直面します。
年齢を気にしない文化に適応しないと今を生きる会社には通用しません。
意識の問題なので非常に難しいのですが、変えないと転職は難しいです。
文化の適用が大事、経験は一般論のみ持ち込もう
50代の方は今までの経験で知識は豊富にあります。
但し、その経験から来る知識だけでは、次の会社では全く通用しません。
同じ仕事でも会社の文化によって全くやり方が異なるため、今までのやり方を通すと誰かの迷惑になります。
しかし、当然今までの実績を買われているのも事実。
即戦力、即成果を出すことを求められています。
活きてくるのは一般論、どこの会社でも通じる原理原則は持ち込んでください。
但し、仕事の流れは会社によるので最初のうちは、周りに聞く柔軟性が必要です。
☟一般論を学ぶには資格の勉強が一番!資格を学びたい人はこちらの記事を参考にしてください。
責任感は大事!プライドは仕事の完遂で示そう
責任感は非常に大切です。
現在は「プロ意識」だったり「オーナーシップ」とも言われますが、仕事の完遂に向けた意識を差します。
「今までの会社ではこうだった」「昔はこんな立場だった」と言った過去の栄光は捨てなければなりません。
あくまで入社した会社での仕事の完遂のみが会社は貴方を認める条件です。
入社前色々会社は褒めてくれますが、入社後は成果が無ければ手のひらを返します。
入社をしたら1から成果を積み上げるつもりで、過去の成果や実績は全て捨ててください。
今までの会社で成果を積み上げてきた貴方ならできるはず!
会社は貴方を守らない!入社はゴールでは決してない!
年功序列・終身雇用の時代は終わりました。
昔ながらの会社で無ければ、会社は貴方を守りません。
実績がある人でも、一定期間内に成果が出なければ、「期待外れ」と言う評価をするだけ。
貴方を捨てることにためらいはありません。
50代で放り出されるリスクは常にあります。
入社はゴールではありません。
よって内定をしたとしても以下の準備は必要になります。
〇「その会社で活躍できるか」の精査
〇「その会社をクビになった」としても次を探す準備
まるで外資系企業に転職する為の準備のようすが、生きる為に必要な物になります。
入社がゴールではない事を忘れないようにしておきましょう。
まとめ
今回は、50代の転職の成功と失敗を分ける5つの要素について記事にしました。
今の50代が仕事を憶えていく際に学んだ心構えや常識のうち、いくつかは今の時代にマッチしません。
そのマッチしないものを捨て去らないと転職先の会社からは受け入れてもらいにくいです。
「謙遜の美徳」や「年齢の上下関係」は若い時に叩き込まれましたが、転職を目指すにはマイナスになります。
「今までの会社で培った経験やノウハウ」は経験だけなら不要です。
むしろ柔軟性が無いと思われます。
終身雇用、年功序列は死語、会社に入ってからも常に退職のリスクがある事は憶えておきましょう。
☟ちなみにどんな転職方法があるか?を確認したい方。私は50代は臆せずエージェントを使うべきと思います。
50代にお勧めのエージェントを紹介している記事を用意したので興味がある方はご覧ください。
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