「40代の転職はむりゲー?」と思っているあなたへ

40代からの転職活動

「もう40代だから…」と諦めかけていませんか?

「40代で転職って、ぶっちゃけ無理じゃない?」
「会社での立ち位置もあるし、家庭のこともあるし…」
「今さら新しい環境なんて耐えられる気がしない」

そんな思いを抱えながら、転職サイトやエージェント情報だけ眺めている人。

あるいは、やる前から「自分には無理」とあきらめてしまった人。

きっと少なくないはずです。

でも、本当にそうでしょうか?

「40代の転職はむりゲー?」と思っている貴方へ諦める前に知ってほしい“現実”と“可能性”をお伝えする記事です。

実際に“無理じゃなかった”40代たちがいる

10回の転職、うち4回は40代。部長職になった私の話

私はこれまでに10回の転職を経験しています。

そのうち4回は40代に入ってからの転職でした。

中には、入社して半年以内に辞めた会社も何社かあります。

人から見れば「失敗」や「キャリアの迷走」に見えたかもしれません。

でも結果的に、収入は約2倍になり、今は部長職を任されています。

完璧なキャリアなんて、そうそうありません。

「やり直し」「失敗」「方向転換」は、どんな年齢でも起き得ます。

でも、それでもあきらめず、「どう生きたいか」「何をしたいか」と向き合い続けることが、大切!

道をひらく鍵だったと今は思います。

保証のない退職から半年の空白。そこから副社長になった人

もう一人、私の知人のケースを紹介します。

彼は会社に耐えられなくなりを宛もなく会社を辞めました

その後、半年以上仕事空白期間が続きました。

しかし外資系企業から実力が評価され、なんと副社長として採用されました。

職務経歴書の“空白”だけ見れば不利そのもの。

でも、それまでに積み重ねてきたキャリアと自力が、タイミングと重なったのです。

「転職は50でも難しくない」――彼が語ったリアル

この彼が、私にこんな言葉をくれました。

「**転職は50歳でも難しくない。**ただし、自分の“ウリ”が明確にあるならば、だけどね」

この言葉には、2つの重要な意味があります。

  • 1つ目は、「自分の強みを見つけられれば、年齢の壁は超えられる」
  • 2つ目は、「自分のウリが見つけられなければ、転職はかなり厳しい」

つまり、年齢よりも大切なのは、自分の価値を言語化できるかどうか

これは、転職市場で40代が生き残るための、本質的なポイントです。

そしてもう一つ。「ウリ」を見つけるには“自己肯定感”が要る

ただし、ここに40代ならではの難しさがあります。

それは、「自分のウリ」を見つけるためには、ある程度の自己肯定感が必要だということ。

しかし現実には――

  • 思うように評価されなかった過去
  • 昇進から漏れた経験
  • 家族や職場での板挟み
  • いつの間にか自信を失っていた日々

…そんな背景を持っている人も多いのではないでしょうか?

40代になると、若い頃のように「これが得意です!」と堂々と胸を張るのが難しくなるのも無理はありません。

ですがそれでも、「自分が誰かの役に立った瞬間」や「夢中になれたこと」は、きっとあったはずです。

そういった記憶を掘り起こし、小さな成功体験をもう一度肯定的に見つめ直すこと

それが「自分のウリ」を見つける最初のステップになります。

それでも「チャンスがある」は、無責任な言葉?

「成功事例があったからって、自分にも当てはまるわけじゃない」

「そんなうまくいく人は一握りでしょ?」

――そう思う方もいると思います。正直、それも正しい見方です。

だからこそ私は、転職を“安易な希望”として語るつもりはありません

けれど、“希望が存在する”という事実までも打ち消してしまうのは、もったいない。

大事なのは、

「今、自分はどうしたいのか」

「これからどんなふうに生きていきたいのか」


その答えに、自分の手で近づこうとする姿勢です。

40代転職に必要なのは「がむしゃら」ではなく「設計」

20代の転職は「とりあえずやってみる」でも許される場面が多いです。

でも40代は違います。

家族、収入、役職、年齢、体力、介護――考えなければいけないことが増えます。

だからこそ、感情ではなく「戦略と設計」が必要です。

■ あなたの“銅線”はどこに通っている?

自分の価値観やキャリアの軸。

どんな時にやる気が出て、どんな環境で力を出せたか。

何をしているときに「時間を忘れていた」か。

それが、あなたの「銅線(=芯)」です。

これを把握せずに転職してしまうと、また同じような悩みにぶつかり、キャリアを消耗します。

■ 「何ができる人か」を一目で示せますか?

40代転職では「経験年数」よりも「その経験で何を成し遂げたか」が問われます。

だからこそ、

  • 実績を数字で示す(例:前年比150%成長)
  • 担当領域の明確化(例:○○部署の立ち上げ)
  • 必要なら資格やスキル証明の取得
  • 自分を端的に語れる言語化(エレベーターピッチ)

など、見える化の工夫が必要になります。

「今さら」じゃない。「これから」が長い時代

ここで冷静に考えてみましょう。

  • もしあなたが42歳だとしたら
  • 定年が65歳、場合によっては70歳だとしたら
  • あと23〜28年も働く可能性があるのです

1〜2年、転職のために準備や勉強をしたとして、そのあと20年以上活かせるなら、まったく遅くないですよね。

むしろ、「これから何もせずに、ただ耐える20年」のほうがよっぽど地獄です。

最後に|40代の転職は、「人生を設計し直す」きっかけになる

転職はゴールではありません。

そして逃げ道でもありません。

けれど、人生の後半戦を自分の意志で選び直すチャンスとして、「転職」はとても有効な手段です。

40代のあなたが今、「自分のままでこのまま働き続けていいのか」と迷っているなら、

一度立ち止まって、自分のキャリアを再設計してみてください。

40代はもう遅い、ではありません。

40代“だからこそ”、ようやく本当の人生をつくることができる――そう思っても、いい時代なのです。

【広告】

転職の強みを見つけるお手伝いを希望の方はこちらから入室ください。

転職についてのアドバイスも可能です。

転職活動中の方へ!自分の「ウリ」を探すお手伝い|【MENTA】No1.メンターサービスでプロに直接相談しよう!
実績や強み人事採用経験11社にて23年転職回数10回JADP:キャリアカウンセラー、メンタルキャリアカウンセラー、シニア...

コメント

タイトルとURLをコピーしました