誰でもできる!選考に合格する「見た目」を武器にしよう

転職テクニック

面接は「見た目」と言われますが、本当に第一印象で合否が決まるのでしょうか?

面接官の好みで本人の実力関係なく合否が決まってしまうのでしょうか?

そんな疑問にお答えします。

「面接は見た目判断される」と言う話を聞いたことはあると思います。

それを聞いて努力や実力の範囲外の判断と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際面接は見た目判断ですが、顔の好みでは決してありません

誰でもちょっと工夫するだけでいくらでも見た目で面接を有利にすることはできます

この記事では、面接で見た目が必要な理由と、押さえておくべき3つのポイントを紹介します。

面接官が意識する見た目のポイント、好印象の為の努力の方法を知って、面接を有利に進めましょう!

T.K.

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実は見た目は超重要!

見た目より仕事ができるかどうかが勝負でしょう。

と思いますが、実際は第一印象を良く見せることも「仕事ができる」うちです。

見た目が重要である理由を以下のとおり説明します。

人は見た目の情報で判断する

人は見た目の情報で判断することが多いです。

有名な法則で「メラビアンの法則」と言うものがあります。

話し手のどのような情報が聞き手の印象に影響するかを数値化すると

視覚情報(見た目、しぐさ、姿勢など) 55%

聴覚情報(口調、声の強弱等)     38%

言語情報(言っている内容)      7%

話す人の情報の実に半分以上は見た目情報であるという事です。

人は生理的に見た目の情報を重視します。

企業選考の現実

企業選考の現実は見た目を重視する傾向が強いです。

実際、「面接官は5秒の印象を確認するために残りの面接時間を使う」とも言われます。

面接官は色々な人を見てきています。

その経験から、見た目でその人は「こういう人」と言うあたりを付けます。

経験よりその制度も上がってきている結果、見た目判断の癖付けがされています。

仕事の必要性

多くの会社が見た目で候補者を判断をするのですが、2つの理屈があります。

〇仕事の必要性

〇見た目である程度仕事ができる人かを推測できてしまう

「嘘やん!」と思ってしまうかもしれませんが、具体的にどう見ているかを説明します。

仕事の必要性

仕事で人に印象付ける仕事をしている仕事では見た目が重要になります。

以下の事例は、仕事の必要性から「見た目判断」をしてしまいます。

営業職

営業職は人に「話を聞いてもらう」、「納得してもらう」ことが必要です。

その際、「信用できそう」、「まじめそう」、「理論的」と言った見た目は強い武器になります。

一方でどんなにまともな事を言っても「胡散臭い」「詐欺師っぽい」見た目だと信用はされません。

営業職に見た目は必要な要素です。

販売職

販売職も見た目を重視します。

「清潔感がある」「明るい」「元気が良さそう」「話しかけやすそう」な人から元気な声で「いらっしゃいませ」と言われるとその店の印象は良くなります。

一方で、「暗い人」「とっつきにくそうな人」から小声で「いらっしゃいませ」と言われてもあまり入る気はしません。

販売職は見た目が必要です。

受付

受付はその会社の顔としてお客様を出迎えます。

やはり「清潔感」「きちっとした服装」はその会社の印象を良くします。

ルーズっぽい人や、だらしなさそうな人が受付にいると、「この会社大丈夫?」と言う印象を与えます。

受け付けは見た目が命です。

アパレル関係

アパレル関係は営業にせよ、店員にせよその商品の生きたマネキンです。

その会社のイメージやコンセプトと合わない人が商品を着て営業に来てもお客様はピンときません。

アパレル関係はそのブランドやメーカーのコンセプトに合った人を選びます。

人事(特に採用業務)

人事も実は、見た目は重要。

特に個人情報を扱う人事は「安心感」を与えたり、「真面目さ」を与える事が必要です。

特に面接や会社説明は、候補者の人が「この会社に人生を託す」選択をする場でもあります。

信用できなさそうな人やチャラい人が出てきたらイメージが下がり、採用を断られる可能性が上がります。

その人の仕事の「質」が分かる

特に顕著に表れるのが、「履歴書」の写真です。

履歴書の写真なんて…と思うかもしれませんが、実はこの履歴書の写真はキーになる事が多いのも事実。

その人の仕事の質が浮き彫りになります。

浮き彫りになる部分は大きく2つ

1.仕事の丁寧さ

2.ITリテラシー

仕事の丁寧さ

過去、履歴書が手書きの時代は、丁寧さを字のきれいさで測りました。

元々字がきれいな人もいますが、ポイントは、1文字1文字丁寧に描いたかがポイント。

選考する側は、1文字にかけるその人の丁寧さを見ていました。

現在、応募書類がデータ化されるようになり、手書きはITリテラシーの無さを裏付けるものとなりました。

現在、人の仕事の丁寧さを確認するものは、誤字脱字か写真の2つになります。

写真1枚撮るのに、スマホ写真を貼り付けるのではなく、証明写真を取りに行く手間かけたかを確認します。

ITリテラシー

最近は自動の証明写真機もデータをスマホに送ってくれる時代です。

そのデータををwordの履歴書やCVのフォーマットに貼り付ける事ができる程度のITスキルを会社は求めます。

エージェントも有名な所では顔写真はオンライン上での提出を求める時代です。

これができないと、会社は、PC操作が出来ない人と判断します。

決して「生まれ持った見た目」ではない

私が今まで説明した、「見た目」ですが、生まれ持った見た目が左右するシチュエーションは1つもありません。

見た目を武器にできるか出来ないかは個人の努力や気遣いで何とでもなります。

次の章で、見た目を良く見せるため抑えるべきことを解説します。

押さえておくべき3つのコツ

見た目で決まってしまうのでは、努力しても意味ないじゃん!

と思うかもしれませんが、実は転職を決める「見た目」は誰でも簡単に改善ができます。

ここでは転職を決める「見た目」で勝つ3つのポイントを解説します。

見た目で転職に勝つ3つのポイント
  • 身だしなみ
  • 写真
  • 態度・表情

身だしなみ

見た目の改善は「身だしなみ」を整えるだけでOKです。

具体的には、以下のとおり。

髪の毛を整える。

ひげをそる。適度な化粧をする。

自分の体に合ったスーツにアイロンをかけて着る。

靴をきれいに磨いておく。

これって、就職活動で学生が着るのとあまり変わらないじゃん!

会社の面接で印象を良くするのは「清潔感」です。

その清潔感は、就職活動で学んだ方法で十分です。

みんな同じ格好になるし、みんな同じに見えてしまいませんか?

ここで個性を出す必要はありません。

仕事での見た目は「安心して仕事を任せられるか」が大事。

だから、面接では面接官に「安心感」を与えることが「差別化」を図るより大切です。

派手な服も高い服も必要ありません。

却ってここで奇抜な格好をすると面接官に引かれてしまいます。

写真

先ほど言った履歴書の写真は意外と書類選考の合否を左右するポイントです。

写真なんて、容姿でもろに判断されるってことですよね!

といって、加工したり、デラックスにする人も中にはいます。

でも、ここで押さえておくべきは、「無難」にこなす事です。

企業に提出する書類としてしかるべき写真を撮ることが大切!

お見合い写真のように写真館で撮る必要もありません。

最近は駅前の証明写真もきれいに写真が撮れるので、十分です。

応募書類を見ていると、画像がぼやけているものや、別の用途の写真の使い回しもちらほら。

そんな写真の履歴書を見ると、「ないな」と瞬間的に判断してしまいます。

特に工夫は不要だけど、書類を提出するにふさわしい写真を撮りましょう。

態度・表情

面接の合否を左右するものは、「態度」と「表情」です。

面接はWeb面接でも、実際会う面接でも、顔を合わせます。

その時の印象により「同じ言葉」「同じ意味合いの回答」でも印象は大きく変わる。

具体的に心がけるべきは2つ

挨拶は「笑顔」で「元気よく」

「自分を伝えたい」「会社を知りたい」と言う気持ちを持って話す

これも就職活動で聞く言葉と思います。

技術的要素もほぼ無いです。

でも、これができる人は意外と少ないのも事実

面接官はまず「暗い」と思ったら面接戦意が喪失します。

気持ちが入っていない人も面接官の気分が萎える要素。

且つ非常に分かりやすい!

逆に明る笑顔と元気な挨拶は面接官に期待を持たせます。

どんな質問でも積極的な質問は、面接官に会社に興味を持っている事を十分に伝えます。

見た目の工夫はないけど、結果的に視覚的な情報からのアピールは十分!

面接での表情も気を使いましょう!

自信なさげな回答を避ける為に

面接に不安を持って行くと回答に自信がなくなり面接官の印象が下がります。

だから、「自信をもって回答しましょう!」と言うことをよく聞くと思います。

しかし、自信を持つこと自体難しい!そんな時どうすればよいか?

「伝えたい」と言う気持ちを持ちましょう。

面接に模範回答はありません。

だからご自身の回答の正解不正解を考えるのは生産性がありません。

だったら自分のやってきたことを思いっきりぶつけましょう。

それが、「自信」があるように見え、好印象につながります。

まとめ

この記事では、転職の合否に影響する「見た目」について書きました。

仕事は「実力でするもの」ではありますが、実際面接では見た目で判断することも多いです。

理由は

人は視覚的情報から得る情報で判断をしがちである事

面接官の経験や、仕事の必要性から企業では見た目判断になりがちである事

仕事に必要な見た目と言うのは実際にある事

が挙げられます。

見た目で判断されたらお手上げ

と思うかもしれませんが、実際は一定の努力で見た目勝負を有利にできます。

具体的には

大学生の就職で学んだ範囲での「身だしなみ」を整える事

履歴書等で張り付ける写真は証明写真として撮った写真である事

「伝えたい」「知りたい」気持ちを態度に表す事

そこまで難しい要求はありません。

全て明日からできる事ばかりです。

ポイントを押さえて転職活動、見た目を武器に変えていきましょう!

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