【外資への道:転職】入社して分かった!日系と外資の違い

日系から外資

日系企業から外資に転職をしたい。

でも英語があるし厳しいし恐いイメージもある。

何がどこまで違うのだろう?

日系から外資に言った人に聞いてみたい。

そんな疑問にお答えします。

「外資に挑戦したい!しかし未知の世界なので恐いなあ」と言う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、実際に日系企業から外資に転職をした経験を基に、外資と日系の違いを紹介します。

外資と日系の違いは大きく2つだけ!文化の違いと要求の違い

外資と日系の違いは様々あります。

しかし、様々な違いもよくよく見てみると大きく2つだけです。

〇文化の違い

〇要求の違い

ちなみに…英語は非常に大きなハードルと思われていますが、文化の違いの1つにすぎません。

慣れてしまえば大したことはないです。

むしろ、「要求の違い」について、自分は適応できるかを確認するべきかと思います。

具体的な説明をしていきます。

文化も用語も日本と異なる!英語が必須なのはその一環!しかし恐れる必要はない

多くの人が「外資は英語がハードル」と考えがちです。

しかし、実際は英語だけではなく、文化も用語も日本企業に居たらまず接する事のないギャップに合います。

そのギャップについて紹介します。

書類も研修動画もすべて英語!しかし英語力の必要可否はまた別の問題!

外資に行くと英語は必須になります。

特に世界各国に支社を持つ会社は入社書類や雇用契約書等、入社時の教材を英語で統一しているところも!

入社時に社内で英語の必要性を感じます。

しかし、必ずしも英語力が必要かと言うとそうでもありません。

〇英語の書類はGoogle翻訳などの翻訳ソフトを使って内容確認は出来ます。

〇実際のお客様は日本人であることも多いため、仕事での英会話は少ないケースも多いです。

会社にもよりますが、英語力はマネージャクラス以上ないと必要ではない会社も多くあります。

英語は出てきますが、「必ず英語力は必要か?」と言うとそうではありません。

☟英語力がないけどマネージャクラスを目指す方!0から外資レベルの英語力を得るための記事も用意しました。☟

書類で書かれている内容も問われる内容も日本とは異なる

外資と日系ではまず書類が異なります。

転職をする際の求人票では

〇日本の会社は「具体的に何をするか」が書かれているが、外資は想像して考える表現をしている。

入社時にかかる提出書類も日本では通常聞かれないようなことを聞かれます。

一例を挙げると

〇本来の名前のほかに「Nick name」を聞かれる。

〇日本でなじみのない銀行の「Society Holder name」や「Sort Code」を聞かれる。

〇「雇用条件通知書」ではなく「employment letter」と言う契約書で雇用契約を確定する。

文化の違いにより最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば当たり前のことに変わるので、「違う」事を前提に考えておきましょう。

部署によっては部門が海外にある。海外のいい加減さに負けるな!

外資は、一定の部門が海外にある事も多いです。

だから、その部門への問い合わせは海外の担当者とやり取りする必要があります。

海外の人とのやり取りをする際、日本との文化の違いからトラブルが起こる事も…。

例えば

〇日系企業は確実に言われたことをやるけど、海外はやらないことがある。

〇日系企業は細部まで確認するけど、海外はやらないことがある。

毎回日本の精度に感動をしますが、海外は「やらない」ことが度々あります。

怒っていると逆切れされて更に目的達成が困難な事も…。

「やらない」という事を理解し、割り切った行動が必要です。

転職回数が少ない事はアピールにならない。転職回数は時として武器になる!

外資では転職回数が少ない事、特に1社のみ経験している事はアピールになりません。

1社のみ経験している事は、適応力に不安があると解釈されます。

特に1社で40歳迄勤務した方は他社を知らずにスキル・経験を磨いてきたので、それらを捨てられるか不安。

一方で、転職回数が多く、1社1~2年で辞めてしまった人も実績を積んでいれば書類選考は有利です。

何の成果も出していないとだめですが、転職回数が多くてもチャンスがあるのが外資です。

外資の要求はプロである事!だから成果を求める!

外資はプロを求めます。

外資を受けるには必要な具体的事項を2つ紹介します。

年齢不問!国籍不問!性別不問!求める仕事ができるか否かが決め手!

日系と違い外資は無条件に年齢で決める事はまずありません。

「入社後できる事」が「会社が求めている事」に合致するかが決め手です。

要求事項に合致するか、しないかが合否の分かれめ。

仕事に合致すれば良いのです。

もちろん、「今後環境に適用するのに時間がかかるから若手の方が良い。」という事はあります。

しかし、業界が近しくすぐに適用できるなら、若手でなくても構いません。

年齢で決める事はまずない!その代わり、仕事ができるかで判断されます。

ゼネラリスト要らない!?ポジションの専門性が決め手!

外資はスーパージョブ型で採用をしています。

1つの職種を継続してきた人や、1つの職種に強みがある方が強いです。

日本では一般的にゼネラリスト、特に管理職迄上り詰めた方は有利です。

〇社内の多くの部門に顔が利く。

〇会社から認めらえたことを昇格でしか確認できない文化だから。

しかし1つの仕事に慣れてきた頃に異動することもあるため、専門性は得にくいです。

勿論、外資もチームワークがはありますが、あくまで自分のポジションを全うできる人の集まりであることが前提。

プロスポーツの世界同様に仕事の専門性で高みに達した人しか認められません。

同様に、外資が人を認める方法は管理職への昇格だけではありません。

外資は様々な仕事の経験を持ったゼネラリストではなく、1つの仕事のプロであるスペシャリストを好みます。

入社初日から結果を出す気概が大切!「入社してまずは慣れえる」常識は命取り

外資は入社初日から結果を出す気概が大切です。

「外資はプロにお金を払うので、慣れる期間は分かるけど、成果は早い方が良い」

と言う考え方が基本です。

だから、自分の今まで培った経験・スキルを駆使していち早く会社に貢献するのが常識。

一方で日系企業(大手)では複数社でこんな常識がありました。

入社して3か月は会社の文化を知る期間だから、行動はもちろん発言もしてはいけない

外資で3か月以内に成果の1つも出せないようであれば、クビへのカウントダウンが始まります。

外資では、入社時即成果をだす気概が無ければ、クビもあり得る事を知っておきましょう。

クビになる事は珍しくない!割り切りも必要!

外資でクビになる理由は以下のとおり。

〇パフォーマンスが出なかった

〇部門として必要がなくなった

〇会社の業績が悪くなった

日本の会社と比べて社員を守る文化が無いので、クビになりやすい環境であることを意識しておいた方が良いです。

一方でクビになる理由を日本ほどネガティブに捉えないのも外資の特徴。

「クビ」と言う理由は日本と比べて非常に軽く、転職のハードルは低いです。

次のチャンスは直ぐにやってきます。

クビになってから次の会社への気持ちの切り替えが次の成功を左右します。

まとめ

日系と外資の違いについて記事にしました。

色々差はありますが、大枠では以下の2つの違いがあります。

〇文化の差

〇プロを求める環境

実際は、語学の壁は正直文化の差の一部です。

それよりプロを求める環境への適応が外資への成功と失敗を大きく左右します。

外資を目指す際は、この差異を知っておきましょう。

さて、日系から外資への転職方法については別途記事を用意しました。

☟興味がある方は参考にしてください。☟

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