「そんな時どうすればよいか?」に回答します。
面接中に「落ちた」と悟った時、その後の時間は非常に重く、無駄な時間と感じますよね。
しかし一方で、「面接の機会」なので、合否を考えず色々試してみると有意義な時間に変わります。
ここでは、「落ちた」と感じた時に何をすべきかについて解説します。
面接で落とされるサイン
一般的な「面接で落とされるサイン」は、実際には「まだ終わったとは限らない」ものも多いです。
まだ終わったとは限らない | 面接官のリアクションが薄い 目が合わない 対応が冷たい 良くある質問しかされない 今後の話題が出ない 入社のメリットが伝えられない |
おそらく不合格だけど最後まで話はしてくれる | 面接官の態度が最初と比べて悪い 他に有力な候補者がいる事を言われる |
粘る必要がない・早々に退散すべし | 回答にマイナスの言葉で返される こちらからの質問の回答が雑 面接をすぐに終わらされる |
実際、気の利かない面接官や反応の薄い面接官は一定数います。
反応が薄かったり、得られる情報が少ない面接は落ちたとは限りません。
諦めたり・投げたりするのはまだ早いです。
確かに落ちている可能性は高いのは事実。
2つの目的で面接を続けましょう。
〇受かる事を諦めない→全力で面接をやり切りましょう。
〇面接の実戦練習→やってみたいけどできなかったことを試す。
逆に面接官の反応から「いける」と思った面接えも、単に面接官が社交的なだけであることも多いので、面接中は、油断禁物です!
面接官から敵意を感じるようなら粘るのはマイナスにしかならないので、早々に切り上げます。
落とされる面接を糧に変える為に行う事
落とされる面接では「面接の機会を自分の糧」にするための行動をすることでその時間は大きく変わります。
ここでは面接で落ちてもその時間を自分のプラスにするためにするべきことを紹介します。
興味がある回答の内容を試してみる
質問に対しての回答方法を試します。
おそらく鉄板なやり方はあると思うのですが、もしこのままだと合格が難しいと思ったら
「やってみたいな、でも挑戦するのは恐いな」
と思うやり方を試してみてください。
期待効果は2つ
〇今までの回答内容が微妙なら、流れを変える為やり方を変えてみる。
〇挑戦したい回答内容を実験してみる。
どうせ今時点で合否について微妙な状況であれば、捨てるものはありません。
新しいやり方に挑戦は成功しても失敗しても今後につながるので、この機会に試してみましょう。
今後の為に様々な質問をしてみる
自分の今後の職業人人生の為、合否を度外視していろいろな質問をしてみてください。
面接の場は、先方の面接官も伝えられる情報は余すところなく教えてくれます。
その機会を最大限使います。
質問する意味は以下のとおり。
〇会社で面接官を任される人の考えを聞くことで、新たな発見につなげる。
〇もし会社の考え方・やり方が違っても、その考えを理化する事は自分のレパートリーにつながる。
〇会社そのものの理解に使がり、自分の勉強になる。
〇熱意がある人と言う理解につながり、評価が変わる。
実際中途入社の人には即戦力であることが求められます。
様々な経験が求められるので、引き出しは多いほうが有利です。
実際経験をしていなかったとしても面接で聞いた話は自分の武器になります。
そういう意味では、落ちた会社が増えるのも「悪い」事とは限りませんね。
一方でしっかり考えられた質問は熱意として面接官の高評価を得やすいです。
熱意で合格を決める会社もあるので、チャンスにつなげることもできます。
その意味で、色々質問を試すのは有効です。
絶対に聞いてはいけない自分の「評価」
面接時に色々試すのは良いのですが、自分の評価を聞くことは辞めましょう。
面接中に自分の評価を聞くデメリットは以下のとおり。
〇面接官の印象を著しく悪くする。
〇基本面接の印象を面接中に質問しても回答は得られない。
〇もし、評価をその場で回答してもらっても正確な情報ではない。
面接中は試験なので、試験中に結果を聞くのと同じ行為です。
試験官たる面接官は回答できません。
厳しい所では、面接の印象を聞いた時点で「お見送り」に結果が変わることもあり得ます。
万が一回答しれくれたとしても、その会社の評価であり他社で同じ評価になるとは限りません。
きわめて高リスク低リターンな質問になりますので、自分の評価を聞くのは辞めておきましょう。
まとめ
今回は、面接中に面接官の反応が薄く「落ちた」と思った時にすべき行動について記事にしました。
巷で良く言われる薄い面接官のリアクションは、必ずしも「お見送り」のサインとは限りません。
しかし、上手くいっているサインでない事も確か。
上手くいっていない状況を未来のためにうまく利用しましょう。
具体的には、
〇うまく行っていたら出来ないけど、試してみたい回答をしてみる。
〇自分のレパートリーを増やすつもりで自分の勉強のための質問をしてみる。
但し、自分の評価を聞くことはリスキーなだけなので、辞めましょう。
コメント