【40代転職】面接で落ちる4つのギャップと3つの対策

40代~転職

面接まで行けるのに何をやっても手ごたえすら感じられない。どうすればいいのだろう?

そもそも40代50代の転職は難しいとかではなく無理じゃないのかなあ?

そんな疑問にお答えします。

面接にて最高のパフォーマンスをしたと思っているのに、反応がイマイチな事ありますよね。

経験上良かれと思ってやっていることが実は面接官の印象を悪くしている場合って多かったりします。

それは2000年代に学んだ常識と今求められている常識とのギャップによるもの、私たちの勘違いが原因です。

この記事では40代や50代の方の感覚と面接官の感覚のギャップとその対策について紹介します。

T.K.

11社で23年の採用経験!
10回の転職経験の中には以下の失敗もあり
〇転職に失敗して年収ダウン
〇転職後1年以内の転職
しかし日系企業人事部長から外資のHR Directorに転身!
転身の要因は
〇苦手な英語を克服
〇専門性を追求
そんな40代の失敗と成功の経験からの転職ブログ

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面接官として見た時40代・50代の方にありがちな現在のトレンドとのギャップ

40代、50代の方が入社時から若手時代に叩き込まれてきた常識のうち、今は通用しないものをまとめました。

私達が美徳と思っている事が、面接官からは「時代遅れ」とか「面倒くさい」と思われる元となっています。

その「ギャップ」ととられる考え方は以下のとおり。

〇年上は年下に指導すべき立場

〇戦う姿勢

〇謙虚すぎる姿勢

〇管理職が上と言う考え

年上は年下に指導すべきと言う立場

年功序列、転職が少ない会社だと年齢序列の常識で育った方からすると「年上が指導べき」と言う発想は常識的。

40代・50代の方は経験が多い分、若い人の経験不足・知識不足、甘い姿勢が見えてしまうので猶更です。

しかし、この姿勢は命取り。

若い人の起業やITの発達等で、若い人が社長や上司でいる場合も多く、仕事への常識も変わっています。

採用の目的もこの年代を欲しい会社は知識・経験を求めているし、低姿勢な面接官も多いです。

だからと言って、指導する姿勢で以下の事をしてしまうと、「上からの人」と言う印象を持たれます。

面接官から質問されていないのに「提案」をしてしまう。

企業への質問をしているはずが「こうすると良いですよ」とアドバイスしてしまう

面接官が年下だったり、至っていない部分を感じても、指導する姿勢は避けましょう。

戦う姿勢

私は良しと思うことのために戦ってきました!

昔は、「仕事に熱心」と言う意味で、ポジティブな印象を持たれていた「戦う姿勢」

今は「時代錯誤」「融通が利かない」「協調性がない」「恐い」等ネガティブな印象を与えます。

今は「ハラスメント」に会社が注意をしなければいけない時代、強硬な姿勢は認められません。

その中での、「戦う」は禁句!

面接官の表かはマイナスにしかなりません。

謙虚すぎる姿勢

御社で勉強させていただきます!

とりえのない私ですが一生懸命会社に尽くします

謙虚な姿勢は良いのですが、「謙虚すぎる姿勢」はシンプルにマイナスにしかなりません。

会社は、40代や50代の方に即戦力を求めます。

しかし、この年代は「アピールは厳禁!」むしろ自分の手柄を言うことは罰せられる時代でした。

この常識で「勉強させてもらう」とか「とりえがない」という発言をしがちです。

しかし面接官に戦力にならない印象を与えます。

管理職が上と言う考え方

管理職が上と言う考え方からは脱却をした方が良いです。

理由は2つ

〇会社は専門性を求める時代になった

〇管理職である事自体に価値がない

過去部長や課長だったことが価値だった時代は終わりました。

会社は「何ができるか」「どんな専門性を持っているか」を求めます。

自分の専門性を駆使して会社に貢献する回答が必要です。

管理職はゼネラリストなので何も専門性はありません。

管理職としての専門性はあります。できる事をアピールする事が必要です。

40代が面接で好印象を得る対策3つ

転職を難しくしているギャップを4つを紹介しましたが、好印象に持っていく方法を3つ紹介します。

具体的には、4つのギャップの克服ですが、3つのことを注意すれば逆に好印象に!

会社の考えを尊重し、自分からは意見や指導をしない

一般的に見て非効率的な事をしている会社は面接に行くとよくあります。

若い人・経験が少ない人がやっている事なので、経験や知識のある「こうした方が良い」と言いたくなりますよね。

アドバイスは自分のアピールにもつながると考えてしまうのも無理はありません。

〇その選択には会社としてこの方法に至った経緯があります。

〇相手も人なので、自分が一生懸命している事を否定されると気持ちは良くありません。

基本的には、自分からアドバイスや自分の見解を言うことは避けましょう

意見を求められたら、「私はこう考え、〇〇していました」と、事実のみ伝えましょう。

今の価値観に合わせてアピールします。

自分の経験や知識は、今の価値観に合わせてアピールします。

今はギャップを感じられてしまう価値観と今の価値観は以下のとおり。

ギャップを感じられる価値観今の価値観
〇戦う姿勢
〇謙虚すぎる姿勢
〇長時間労働を良しとする姿勢
〇悪い所を直す姿勢
〇協調する姿勢
〇その分野でのプロである姿勢
〇生産性を重視する姿勢
〇良い所をほめる姿勢

同じことを言っても、良い方1つで印象が変わります。

「自分は何もしていないけど、皆の協力のおかげで成功した」

も、「自分は何もしていない」を除けば、謙虚すぎる姿勢は消え、協調する姿勢をアピールできます。

アピールは今の価値観に合わせて話します。

専門性や経験のアピール

今の選考で面接官が見るポイントは、「戦力となるか?」「どう会社を助けてくれるか?」です。

専門性や経験のアピールは不可欠なものになります。

専門性や経験等でアピールできるものは特化した資格、数字での成績や管理職の経歴だけではありません。

ご自身に専門性がなく、管理職の経験がなかったとしても、ご自身がいることで仕事が回った経験や、下支えした経験、様々な部署を異動して多くの仕事を下支えした経験があると思います。

チームは同じ能力だけの構成ではうまく回りません。

ご自身の能力に合ったポジションでのアピールポイントがあります。

一度ご自身の経験を棚卸して、自分の成しえたことを精査しましょう。

まとめ

この記事では、経験者の転職における面接官がマイナス評価をするポイントとその対策について書きました。

面接官から見て、目立ってマイナスとなるポイントは、戦う姿勢と検挙するぎる回答です。

これは、昔の価値観と今の価値観が異なるため、今までの経験から得た価値観でどんなに努力をしても気づくことはできません。

今後面接に臨む際は、以下のことに注意してください。

・入社前は会社の判断を尊重し面接に望む

・価値観は今「協調性」「生産性」「自己の肯定的把握」になります。

・自分のポジションに合ったアピールポイントを確認する

なお、今回の記事は経験者が転職をする上で必要な要素の1側面になります。

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