【40代転職】一次面接が通らない5つの理由と3つの対策

40代~転職

面接まで行けるのに何をやっても手ごたえすら感じられない。どうすればいいのだろう?

40代や50代の転職は難しいと聞いている。そもそも転職自体無理じゃないのかなあ?

今回はそんな疑問にお答えします。

「40代や50代の転職は難しい」という事は良く言われますが、「何故か?」は分かりませんよね。

様々ある要素の1つとして

かつて学んだ事や、経験から常識と思う事が面接でマイナスに作用することがあります。

しかも、このギャップが致命的な要因になる事が良くあります。

そこで、実は面接官の印象を悪くしている行為その対策について紹介します。

皆さんの転職の助けになると嬉しいです。

それでは、始めていきます。

T.K.

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面接官として見た時40代・50代の方にありがちな面接の失敗パターン

面接官をしていて、40代・50代の方に見られる面接不合格の決定打となった要素について紹介します。

面接でマイナス印象を与える行為
  • 経験が多い為押しつけがましくなる
  • 価値観が変わっている事の納得ができていない
  • 戦う姿勢
  • 謙虚すぎる姿勢
  • 専門性や経験をアピールできない

経験が多い為押しつけがましくなる

仕事に真摯に取り組んだ方や勉強を怠らなかった方に多いです。

絶対的な成功体験を持っているため、以下の2つのことをしてしまいがちです。

面接官から質問されていないのに「提案」をしてしまう。

企業への質問をしているはずが「こうすると良いですよ」とアドバイスしてしまう

特に経験則でわかっているから「私ならこうするのに」と思う場面もあると思います。

但し、企業も色々な要素を総合してその選択をしている可能性があります。

頭ごなしに、しつこく提案を続けると面接官の印象は一気に下がります。

価値観が変わっている事の納得ができていない

2000年代に主流とされ、今は全く通用しなくなった考え方は2つあります。

戦う姿勢

謙虚すぎる姿勢

戦う姿勢

私は良しと思うことのために戦ってきました!

という人は良い印象を与えません。

昔は「戦う姿勢」は「仕事に熱い」と解釈されました。

しかし、今の若い人は「協調性がない」と判断します。

謙虚すぎる姿勢

御社で勉強させていただきます!

とりえのない私ですが一生懸命会社に尽くします

と言う人も今は会社から良い印象を得られません。

企業は、40代や50代の方に即戦力を求めます。

「勉強させてもらう」とか「とりえがない」という発言は、面接官に戦力にならない印象を与えます。

T.K.3
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昔は謙虚な姿勢として美徳だったのですけどね…

専門性や経験をアピールできない

自分の専門性や経験をアピールできずに終わってしまう方がいらっしゃいます。

会社は書類選考で「この経験が欲しい」と思い面接に招きます。

しかし、上手に自分の経験を説明できない方が多い事も事実。

面接官は、上手く説明ができないと、その経験が本物かを疑います。

「面接は自分を売りに行く所」です。自分をアピールする姿勢で臨みましょう。

40代が転職を難しくしている要素を避けるには

転職を難しくしている要素を紹介しましたが、それを避けるにはどうすればよいか?を紹介します。

会社には会社の考えがあることを尊重する

一般的に見て非効率的な事をしている会社は面接に行くとよくあります。

どうしても経験者の立場として「こうした方が良い」と思いますよね。

自分の即戦力として成果をアピールできると思います。

しかしその選択には会社毎に至った経緯があります。

一見非効率に見えてもその裏で、会社に避けられない理由があったり、周りに回って会社の利益になることがあります。

意見を求めるときには面接の中で「あなたの考えを聞かせてください」とか「あなたならどうしますか」と言う質問があります。

自分の気づきは面接官からの質問を受けた時に「自分の考え」として回答しましょう。

今の価値は「協調性」「生産性」「自己把握」

年工序列・終身雇用の会社で働いていた時に良しとされてきた事と今の良しとされている事の中で40代の私自身180度価値観が変わったと思うこと

喧嘩をする、戦うを「熱い」と良い意味でとらえる価値感

今ではハラスメント予備軍、協調性のない人という受け取り方をされます。面接では自分の感情を抑えられない人と解釈されます。

より長く働いた方が良いという価値観

今は法的に長時間労働は認められていません。今は時間内に成果を出すことが求められるため、長時間労働を良しとする人は面接では会社の生産性を下げる人と取られます。

より謙虚に、よりアピールをせず自分を低く表現することが良いと思う価値観

自分ができることは「できる」と言わないと、面接では本当にできない人と取られます。

端的に言えば、この逆をやってください!と言うことになるのですが、今までの価値観をシフトして考えてください。

より長く働く価値観はいまだ価値とする会社もありますが、国が制限する中、表向きの言い方には注意が必要です。

今面接でアピールすべき考え方は

アピールすべきは協調性、生産性、自己の肯定的把握の3つです。

今まで良しとされた「熱さ」「長く働く姿勢」「謙虚なだけの姿勢」はマイナスになることを理解しておきましょう。

専門性や経験のアピール

専門性や経験の中でアピールできるものは特化した資格や管理職の経歴だけではありません。

野球で例えると、ホームランや盗塁、防御率のみ目が言っている状態です。

犠打、中継ぎの要所を抑えた防御率等に目がいきません。

ご自身に専門性がなく、管理職の経験がなかったとしても、ご自身がいることで仕事が回った経験や、下支えした経験、様々な部署を異動して多くの仕事を下支えした経験があると思います。

チームは同じ能力だけの構成ではうまく回りません。

ご自身の能力に合ったポジションでのアピールポイントがあります。

一度ご自身の経験を棚卸して、自分の成しえたことを精査しましょう。

ポイントは、自分のポジションを見つけそのポジションでもアピールポイントの精査です。

まとめ

この記事では、経験者の転職における面接官がマイナス評価をするポイントとその対策について書きました。

面接官から見て、目立ってマイナスとなるポイントは、戦う姿勢と検挙するぎる回答です。

これは、昔の価値観と今の価値観が異なるため、今までの経験から得た価値観でどんなに努力をしても気づくことはできません。

今後面接に臨む際は、以下のことに注意してください。

・入社前は会社の判断を尊重し面接に望む

・価値観は今「協調性」「生産性」「自己の肯定的把握」になります。

・自分のポジションに合ったアピールポイントを確認する

なお、今回の記事は経験者が転職をする上で必要な要素の1側面になります。

ほかの側面からのアプローチは別記事にも記載していますので、こちらの記事も参考にしてみてください。具体的な経験者の転職戦術に関しての記事になります。

40代の方向け

50代の方向け

この記事が皆さんの転職活動の参考になることを切に願います。

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