会社は成果を認めてくれない。
「できてない」所だけは詰めてくる。
私詰められるほど仕事できないかなあ?
会社から課題を出されたけど、どう考えても無理な課題なんだよな。
がけっぷちとも言われたからやらないといけないだろうけど、できる気がしない。
そんな不安を解消します。
日本では『会社が社員を簡単に解雇できない』ように法律ができています。
最近はパワハラ防止法も施行されました。
しかし、会社の中には社員を解雇・または自己都合退職に追い込み、辞めさせる会社があります。
法律を抜ける為、巧妙かつ陰険さは増しています。
被害に遭った本人は未来に向けて傷を負って辞めることになります。
この記事では会社が社員を辞めさせるためのサインの見つけ方とその対処法についてお伝えします。
会社を無駄に信じて人生を削らない事を祈り、始めていきます。
見逃すな!解雇・不利な条件変更のサイン
会社が解雇・または退職を促すための労働条件変更を狙っている時の行動は大きく3つ。
絶対ではありませんが、会社として貴方を辞めさせる準備をしている可能性が高いです。
そのサインに気づかないと、不用意に解雇・または不利な条件を言い渡されることに!
勿論その過程において貴方は相当なストレスを与えられます。
自分の担当業務を減らされる
担当業務を減らされることは、「貴方には仕事を任せられない」と言うメッセージ。
貴方のスキルが合わない時もあれば、何らかの事情で意図的に減らしている場合もあります。
会社は、徐々に仕事を減らしていって
貴方は仕事が不十分なので、任せられる仕事はなくなりました。
と言って退職勧奨、人事考課による給与ダウン、解雇のいずれかの方法を取ります。
時間外が多すぎる場合に負担を減らそうとして仕事を取る場合もありますが、時間外が多くないのに仕事を徐々に減らされた場合は要注意!
会社は貴方を解雇する準備をしている可能性があります。
常態としてあら探しをして詰められる
あら探しをして詰められる場合、「貴方を認めない」と言うメッセージです。
上司が貴方を嫌っている場合もありますし、会社が認める方法と仕事の仕方が違うかもしれません。
理由はどうであれ、貴方の本来賞賛すべきことを認めないうえで、悪いところを見つけて詰めます。
「実際ミスしたこと」のみ事実として挙げて反論の余地を与えません。
「人のミス」も貴方のミスとして責め、反論は不利な証言として扱います。
再三注意をしましたが改善ができませんでした。
と言って会社を辞める状況を作られてしまいます。
冷静に見ればハラスメントチックな場合ですが、その場で対応は難しい!
詰める形でおかしいと思える注意が続いたら会社は貴方を辞めさせる口実作りをしている可能性があります。
出来ない約束をさせられる
『出来ない約束をさせる』『達成の基準を示さない』場合、会社は「貴方を切りたい」意思表示です。
出来ないことを強いたり、合格のランクを示さない場合企業はシンプルに
約束したけど期限内にできなかったよね!
と言いたいだけです。
ちなみにその時、貴方は交渉できません。
会社は貴方の言葉で宣言させるまで圧迫面談は終わらせません。
出来ない約束をさせられた場合、会社は『貴方に不利な変更』か『辞めることを迫る前提』を作っています。
解雇のサインが見えたら何をするか
これらのサインがあった場合、対抗策は難しいです。
理由は以下のとおり。
1.力関係があるので個人で対抗が難しい
2.会社がどちらを信じるか?は明確である
3.上司に問題があっても会社は罰することが難しい。
地位が高くなった人間を「いきなり落とす」事は企業にとっては実は難しいのです。
理由は「事後」でないと証拠として挙げられない事、対抗する気概のある人は少ない事。
これが企業の現実です。
詳細はハラスメントについての記事にて紹介しています。気になるようでしたらこちらの記事をご確認ください。
では対抗するにはどうすればよいか?
転職活動をする
転職活動をして次を早々に見つけましょう。
会社と言う組織の中では、上司の方が力があります。
その中で上司へ対抗することは非常に難しい。
上司に嫌われない努力は解雇のサインが見えた後は対抗してもあまり意味がありません。
だから、生産性の低い努力をせず自分を受け入れてくれる環境を探す方が効率的。
解雇のサインが見えたら早々に次を探しましょう。
場合により退職を宣言する
転職は在籍時に行う方が得策ですが、ストレスが厳しいようなら退職を宣言しても良いです。
いつ終わるか分からない転職活動、だから経済的にも在籍しながらの方が有利。
でも、それが高ストレスになって自分の自信を無くしたり、面接に影響が出たら本末転倒。
どうしてもストレスが溜まりどうにもならなくなったら退職を宣言しましょう。
「自分の意思で辞める」事や、自分で辞める日を決められるだけでもストレスの度合いが変わります。
辞める宣言をすることで後戻りはできなくなります。
自分にリミットを課す為、限られた時間で成果を出さなければなりません。
だから、転職活動は本腰を入れなければなりません!
予防策としていつでも転職できるよう自分を鍛える
解雇のサインが見えた時の対策ではなく、もしそうなった時の為の対策です。
もし、上司が変わる・会社の体制が変わる等の変化により会社が価値観を変える可能性はあります。
その時、貴方が解雇の対象になる事も。
そうなった時のためにいつでも転職できる準備をします。
具体的には、「自分のスキルを鍛え、企業が欲しい人材になる事」です。
企業が欲しい人材になると解雇の危機がなくなるのでは?
勿論、解雇や不利な変更の危機は減ります。
ただし、『企業の価値観』、『上司の好き嫌い』からその人はいらないという時があります。
特に『好き嫌い』で判断する上司は冷静ではありません。
全体安全なんてことはサラリーマンの辞書にはありません。
いざと言う時のために、転職できる人になる努力を常日頃からしておきましょう。
転職の方法
具体的に転職はどのようにすれば良いですか?
具体的な方法としては以下の3つの方法がメジャーですがお勧めは「転職エージェント」経由です。
1.転職サイトへの登録
2.ダイレクトリクルーティングへの登録
3.転職エージェントへの登録
転職サイトもダイレクトリクルーティングも基本的には自分一人で活動をします。相談相手もおりません!
一人で探すデメリットは以下のとおり
自分で自分の強みを探し、企業の説明もない状態で選ばないといけない
求人が沢山あるので、自分が興味を持つ求人を探すのが大変
転職エージェントは、以下のサポートを一気通貫でしてくれます。
エージェントと面談し、貴方の能力、思考、希望を聞きます。
貴方の希望、思考、能力に見合った求人を紹介してくれます。
貴方を企業に紹介後、内定が出るまでサポートしてくれます。
金額交渉や入社の時期等気になる情報も一緒にしてくれます。
転職エージェントはそれぞれの強みを持って貴方をサポートします。
業界や職種、職種の経験等様々な角度でエージェント毎の強みがあります。
だからこそ、自分に合ったエージェントを選ぶ必要があります。
転職エージェントの選び方
エージェントを選ぶときは3つの事を確認してください。
1.エージェントの規模
2.エージェントの業界・職種
3.エージェントの対象年齢
エージェントの規模
エージェントの規模は案件数・ノウハウに関係します。
大きいエージェントは案件数が多いので、2つの大きなメリットがあります。
1)ノウハウがあるので困った時の相談相手になってくれる。
2)沢山案件を持っているため、チャンスが尽きない。
小さいエージェントは、案件数が少ないため、1度案件を外すと次のチャンスはありません。
ベースとして大きいエージェントに登録しておきましょう。
エージェントの業界・職種
エージェントはそれぞれ強みがあります。
業界や職種に特化しているとエージェントとして差別化が図れるからです。
だから、エージェントは自分の特化している分野に強い人を求めます。
業界や職種で自分に合った会社に行かないと「その会社に案件がない」という事があり得ます。
場合によっては面談すら断られることも!
業界・職種は自分に合ったところを選びましょう。
エージェントの対象年齢
もう一つの尺度として、年齢があります。
一般的には、20代後半~40歳までがターゲットであることが多いです。
しかし以下に特化した会社もあります。
1)20代・若手・未経験者層に特化したエージェント
2)40代以上のキャリア層に特化したエージェント
20代後半や40歳までの人は一般的なエージェントで歓迎されます。
が!20代特化や40代以上を対象としたエージェントからは歓迎されません。
年齢・熟練要件も大きく自分の転職の効率性に左右します。
で、具体的に私はどういうところに登録すればいいですか?
という事で、年代別に別記事でお勧めエージェントの選び方を準備しました。
興味があればご確認ください。
40代以上・経験者層の方はこちら
まとめ
この記事では会社が辞めさせようとしているサインの見分け方、その対処法について記載しました。
会社が人を辞めさせるのは法的に難しく、最近はハラスメントの禁止もあります。
一見社員が守られているよう見えますが、会社のやり口はむしろ巧妙で陰険です。
基本的には「認めない事」「出来ないの証拠作り」を記録に残るようにすること。
認めてもらえなかったり、課題ができない時、人は自分が悪いと思います。
だから気づかない!
気づいても会社ぐるみや会社のルールに沿うやり方に対して対抗は難しいです。
だから現職にこだわってしがみつく事はあまり良い結果になりません。
良い解決法はそこから離れる事。「転職」です。
転職に想いをシフトして早々に離れましょう。
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