
転職したら話が違った!最後の転職となると思い慎重に精査したはずなのに。もう後がない!ここで自分の人生終わるのか…
そんな疑問にお答えします。
「40代の転職」は失敗が許されない!と思いますが、実際は失敗する要素が多いです。
だから、転職を失敗した時大いなる後悔と絶望を感じる方も多いと思います。
しかし実際は転職失敗の要素は外部的要因も多く貴方が全面的に悪いとは限りません。
また、今の状況での転職は可能です!
この記事では、転職失敗の要因とその際すべき行動について書きました。
皆さんの参考になる事を願って!
【悲報】どんなに確認しても転職を失敗する確率は存在する

残念ながらどんなに確認をしても転職を失敗する確率は存在します。
特に「スキル・経験のある40代だからこそ失敗する」パターンは以下のとおり
バックグラウンドが異なるため同じ言葉の定義が違う
バックグラウンドが異なる人が話をするので同じ言葉の定義が異なります。

うちの会社は何も決まってないですよ
と聞いてある人は、
「規定からファシリティから何も無い」と言う方もいると思います。
一方「会社と言う組織は一定作られている前提で、ないものもある」と考える方も。
違う組織で各々違う常識を学んできた人同士議論のスタート地点が異なります。
その中で、同じ言葉で説明をして納得したとしてもいざ入社したら全く違った風景に映ります。
だからいくら注意深く聞いて見学をしても「入社したら話が違う」事はあり得ます。
会社によりやり方や価値観が異なるため求める要素が違う
会社の価値観が異なるため求める要素が違うことも往々にしてあります。
営業の例で言うと
大企業で営業成績が高かった人が中小企業に入ると看板がないから成果が出ない。
中小企業で成績が良かった方が大企業に入るとしがらみが多くて動けない。
会社によってやり方が違います。
ある人がやりやすかった環境は、他の人からはやりにくい環境という事は良くある事。
また、どこを価値とするか?も異なります。
人事の例で言うと
社員に密接にかかわることが価値。コミュニケーションを直接取る
社員と距離を取り中立にいる事が価値。失言無く通達を正確に伝える
どちらも「コミュニケーションを取っている」と面接では表現します。
「入社したら話が真逆だった」という事は良くあります。
採用の目的がなくなる
会社にありがちなのが採用の目的がなくなることです。
具体的には以下の二つ
採用の計画をした人が採用後異動になった。退職をした。
実は計画が無かったけどその人が優秀だからとりあえず採用した。
特に実力がある人は企業が無理にでも欲しがる傾向があります。
だから内定承諾するまですごい勢いで口説かれます。
でもいざ入社したら
入社したらやることが無かった
入社したら自分の役割があいまいだった
入社したら周りの人から冷遇された
という事が良くあります。
会社が貴方をだましたわけではありません。会社も本気で考えています。
でも、貴方が転職のやり方に落ち度があったわけでもありません。
だから会社を恨んでは行けませんが、貴方がこの失敗で自分を責める必要も全くないです。
転職を失敗したと思う時にするべきこと

転職に失敗した!その時どうするか?

40代は年齢的に転職が大変だし、特に短い期間での転職は不利だし。
しかし人生の大切な時間を我慢し続けるのも少し厳しいですよね。
ここでは、転職後失敗した場合どうするかについて解説します。
その会社に「適応する」事はそんなに簡単ではない
入社したらそこは間違えだった場合、その状況に適応して仕事を続けることも手です。
40代の転職は大変です。
特に短く刻むと不利になる事は事実。
「理想的な環境はない」と割り切ってその会社に適応できるならそれに越したことはありません。
しかし、適応することはそんな簡単ではありません。
理由は、以下のとおり。
1.意に添わぬ仕事でストレスが溜まる。
2.自分のキャリアに悪影響がある。
3.会社にずっといられるとは限らない。
意に添わぬ仕事でストレスが溜まる
自分の意に添わぬ仕事だとストレスが溜まります。
労働環境の改善のため転職活動をされたと思います。
でも、転職前より環境が悪化したとあっては本末転倒。
ストレスがより高くなってしまいます。
自分のキャリアに悪影響がある
キャリアアップにつながらない会社で数年過ごすと自分の成長がストップします。
場合によってはキャリアダウンの可能性も。
勿論会社で頑張って地位を上げるため頑張ることもできますが、転職に失敗した会社での努力。
効率は良くありません。
会社にずっといられるとは限らない
「失敗した!」と思うのは貴方だけではありません。
企業も失敗したと感じています。
その場合、企業の中には失敗した人を会社が傷つかない方法で排除するところもあります。
排除するには「嫌がらせ」がポピュラーです。
一見「ハラスメント」として訴えられると思いますが最近のハラスメントは狡猾且つ陰険です。
会社の立場を利用して貴方の心を壊しに来ます。
粘るだけ貴方が傷つくことになるので、悔しいけど避難することが一番です。
【会社が貴方を辞めさせようとしている時にする行動をまとめました。興味がある方はどうぞ!】

早々に転職をしてしまうのが一番です!
がどのように転職すればよいか?
やり方を紹介します。
失敗した会社で耐えられるなら退職の日までの期間で学べることを学び倒そう
耐えられるなら退職の日までに学べることを学びましょう。
どうせ退職日まで会社で働かないといけません。
その会社で得られるノウハウを盗みましょう!
自分にアンマッチな会社ではありますが、貴方の仕事の別のやり方や考え方の良いお手本です。
自分のレパートリーを増やすために一旦勉強の場にしましょう。
もちろん、貴方にとって成果が出にくいフィールドです。
「退職するまで」と期間を区切って学んでいきましょう!
どうしてもメンタルが厳しければ「退職」を言ってしまいましょう
どうしてもメンタルが厳しければ「退職」と言ってしまいましょう!
「ストレス多寡」な状況になります。
会社からの嫌がらせもあるかもしれません。
耐えた分、貴方のメンタルが壊れる可能性もあがります。
だから、耐えられなければ退職を宣言し、限られた期間で転職活動をしましょう。
宣言した後、辞めるまでの期間は会社に内緒にせず転職活動ができます。
退職後収入減がなくなりますが、ストレスでつぶれるリスクは減ります。
また、短期間で集中して転職活動もできます。
【転職活動を在籍時、退職後のやり方については別記事を用意しました。参考にご覧ください】
40歳を超えても再転職は可能?


短期間で退職をした場合、受け入れてもらえるの?特に40代になると成功率はダダ下がりですよね…
2019年のDODAの調査では確かに40代以上の転職成功割合は他の年代と比べると少ないです。
年代 | 転職成功者の割合 |
~24歳 | 10.1% |
25歳~29歳 | 39.6% |
30歳~39歳 | 35.9% |
40歳~ | 14.4% |
一方で「ミドルエイジ層の転職と能力開発・キャリア形成」のアンケート調査(2019年)では、転職前後の月給について以下の結果も出ています。
男性 | 給与ダウン | 給与維持 | 給与アップ |
40歳~44歳 | 26.9% | 25.8% | 46% |
45歳~49歳 | 29% | 26.2% | 43.6% |
50歳~54歳 | 34.9% | 26.8% | 35.4% |
女性 | 給与ダウン | 給与維持 | 給与アップ |
40歳~44歳 | 30.4% | 22.7% | 45.1% |
45歳~49歳 | 31.3% | 26.5% | 40.9% |
50歳~54歳 | 36.9% | 20.8% | 39.2% |
実は転職でかなりの割合の方が収入アップを図れていることも確か!
転職は十分可能です。
ただし、やり方は工夫が必要。
40代は知り合いの伝手等を頼るのが有効ですが、コネクションがない人も多いはず。
そういう人はエージェントを使いましょう!
エージェントは自分に合うところを選ぶことが必用
エージェントを選ぶ際、しっかり選ぶことが必要です。
エージェントには得意な範囲、不得意な範囲があります。
所謂大手エージェントは、転職のコアとなる20代後半~30代がターゲット。
40歳以上の人もターゲットにする場合がありますが、企業の要求にあった場合のみ!
40歳以上の人が登録をしてもターゲット外の為、対応してもらえないこともあります。

では、私たちは何をキーにエージェントを探していけば良いでしょうか?
ミドル・エグゼクティブ・スペシャリストに特化したエージェントに登録をしましょう。
経験を重視した場合、30代までの方を経験不足としてお見送りにします。
結果として、40歳以上の方を求める傾向に!
ミドル・エグゼクティブ・スペシャリストのキーワードをもとにエージェントを探しましょう。
【40代の私が転職の際お世話になったエージェントはこちらで紹介しています。参考にどうぞ!】

ミドル?エグゼクティブ?私そんなすごい人ではないし…
もし、自分に自信がない場合、単に自分のスキル・経験が整理できていないだけです。
自分のスキルや経験を整理して自分の「ウリ」を見つけてください。
いっその事フリーランスの道も可能

いっそのことフリーランスの道もありです。
会社に就職することのメリットが下がり、フリーランスの活躍の場が広がってきているので。
会社在籍のメリット減
具体的に会社に就職するメリット減は以下のとおり。
1.終身雇用が崩れ早期退職制度の導入等により定年までいられるか分からない。
2.ジョブ型雇用が増えつつあり、年功序列の考えが薄くなってきている。
3.退職金等はなくなってきており、定年まで保つメリットが減っている。
4.役職定年制度や、給与が55歳以降は下がる会社も多く、実質55歳以降成長が難しい。
5.解雇について会社は徐々に罪の意識が減り、雇用は守られなくなっている。
企業の理不尽さは保たれるものの、我慢するメリットは減っています。
更に日系企業は「転職回数」、「年齢要件」を問うので入社のハードルは高いまま。
社会保険加入や在籍中の安定等不動のメリットはありますが、かつてと比べればメリット減!
メリットあるフリーランスへ道は徐々に開きつつある
副業を国が推進し始めたことで、フリーランスへの道は開きつつあります。
今まではフリーランスはお客様を得ることが大変だったり交渉が難しかったりしました。
しかし、今はフリーランスに対する環境が変わってきています。
1.副業・フリーランス用の職業紹介会社・転職エージェントのサービスが増えてきている
2.単価が高い案件もある。
3.より、経験・スキルだけで企業から選んでもらえる
安定しなかったり社保のデメリットはありますが、自分の時間を有効に使える働き方が手軽に行えるようになりました。
また、会社への転職程バックグラウンドのハードルが高くない点も、人生色々経た人からは魅力です。
まとめ

この記事は失敗できない40代の転職を失敗してしまった場合すべき事について書きました。
転職の失敗は40代になってもあり得ます。
スキル・経験がある分バックグラウンドの違いは大きなカルチャーショックに至ります。
その際、会社にいること自体皆さんにとっては無駄になりかねません。
下手をすると、会社は無理に貴方を解雇すべく動く場合も…。
転職を早々にするのが対策として効果的です。

40代は転職が難しい!
かもしれませんが、収入を上げて転職を成功されている例は多いです。
もし、転職が厳しかったとしてフリーランスとしての道も今はあります。
この記事が転職の失敗を未来笑える要素になる事を願います。
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