退職交渉が進まない最大の理由「勇気が出ない」の解決方法

一旦の保管庫

会社に退職交渉をしようと思うのだけど恐くて行動に移せない!

そんな不安を解決します。

日本では「職業選択の自由」が保証されているので、退職が出来ない!という事はありません。

強い意志を持って退職交渉を行えば、確実に退職は可能です。

しかし、実際は退職交渉が難航することも多々あります。

原因は退職交渉をする勇気がなかなか持てない事あることがほとんど。

「気持ちの問題」ではありますが、解決は難しい!

この記事では、退職交渉が恐い理由とその解決策を記載しました。

退職交渉の一歩が踏み出せない方の参考になれば幸いです。

T.K.

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実際は考えなくて良い!退職が恐い理由

勇気が出ない理由として、退職交渉に挑むのが「恐い」

でも、この「恐い」は実際は考えなくても良い理由によるものです。

その考えなくて良い理由をご紹介します。

当てはまるものがあったら考えるのを辞めて大丈夫です。

「退職は罪」と言う先入観

退職は「罪」と言う先入観は考えなくて良いのですが、考える人は多いです。

具体的に何に対して「罪」と感じるかは以下のとおり。

〇「年功序列」「終身雇用」の文化の元だと、会社を移るのは常識外れ。

〇今頑張っている仲間を見捨てて自分だけ新しい環境に行くことは裏切り行為。

昔は転職しないことが美徳だったので、転職すること自体おかしいと思われてきました。

苦しんでいる同僚を見ると、仲間を見捨てて自分だけ新しい世界に飛びこむことに裏切りをしている感覚に陥ることもあるかもしれません。

しかし、「転職が普通」の世の中になった今、嫌なら皆転職すれば良いのです。

だから、転職をすることは罪ではありません。

上司や周りの目や批判

転職を宣言してから最終出社日までの間、上司や周りから冷ややかな目で見られたり、批判を受ける不安に陥ることがあります。

何故冷ややかな目で見られると思う原因は以下のとおり。

〇転職は罪と思う発想がある。

〇困難に途中で逃げたと思われる。

自分が転職したいと思った会社、とても良い環境とは言えない場合が多いと思います。

そんな中で退職をすると言ったら、「裏切る」とか「逃げる」と思われないか不安になる場合もあり得ます。

決して「逃げ」でも「裏切り」でもありません。

また、言うほど周りは貴方の転職を気にしていません。

だから、自分がどう思われるかは考えなくて良いです。

引き止めが恐い

会社の引き止めが恐いという不安は多くの方が感じる不安です。

具体的には以下のとおり

〇何日も口説かれる不安

〇交渉に応じてもらえない不安

〇恫喝されたり脅されたりする不安

優秀な人は経験したこともあるかもしれませんが、会社が引き止める事は良くあります。

しかし、会社は心のスキがあると思う人を口説くもの。

強い意志を持って臨んだ場合、会社は即諦めます。

引き止めが恐いと思った場合、自分のスキをなくすことで回避可能な事であることも知っていてください。

転職後の不安

慣れた会社から未経験の会社に移動する不安は転職にはつきものです。

だから、目の前に転職ができるチャンスが来ると一旦不安になる。

「失敗したらどうしよう」

転職は失敗の可能性があります。

ただし、失敗して短期間で転職をしたとしても転職が可能です。

近年では短期退職をした人が活動することも珍しい話ではなくなりました。

転職後の不安は考えなくて良い理由です。

退職交渉への恐怖を取り除く手段

退職交渉の不安の原因をお伝えしました。

原因が分かるだけでも十分対策を考える事は可能ですが、具体的な対策の事例がいくつかあるので紹介します。

自分の「人生」目線でものを見る

〇転職は罪と言う先入観や人の目が恐い

〇仕事への責任感から今の仕事を完遂するまで辞められない

と言った理由で退職交渉が出来ないと思う方

人の目や責任感ではなく自分の人生目線で考えてください。

会社代わりがいますが、自分の人生代わりは居ません。

他人の目を気にしたり、義理を通すことで大きなチャンスを逃しても誰も助けてくれません。

ただ、自分の人生に穴をあけるだけです。

一方で会社は貴方が明日いなくなっても、何とか仕事を回すことはできます。

どちらを犠牲にするか?自分の人生を犠牲にするメリットはありません。

転職人生の選択です。

責任感、義理、人の目より自分優先で考えていきましょう。

何故辞めたいのか?退職理由を整理する

環境変化について恐いと思う気持ちは分かります。

また、次の会社が決まってしまうと、ためらう気持ちが出ることも良くある事。

そして、現職で慣れた環境もちょっと魅力的に見えてしまう事もあります。

会社を辞めようと思った原点を思い返してください。

何故会社を辞めようと思ったのか。

会社を辞めない選択は、辞めたいと思う原因は取り除かれないという事です。

辞めたい理由を今一度思い返してください。

転職後のメリットを整理する

転職後のメリットは大きいです。

そのメリットを得るには今の会社を出るしかないという事を再度確認してください。

具体的なメリットを一部紹介すると以下のとおり。

〇現職での不満がなくなる。

〇今までの環境では得られなかった経験・スキルを得ることが出来る。

〇「転職」と言う経験を得ることで、転職に慣れる。

特に下の2つは終身雇用、年功序列が終わったこの時代では、生き残るために不可欠なものです。

このメリットは未来を生きる為に絶対必要不可欠な要素。

こちらをせっかくチャンスが目の前あるのに放棄する行為は自殺行為です。

ご自身の転職のメリットを整理してみてください。

いっそうの事退職代行を使う

ハラスメントの多い会社の場合、退職交渉をしようものなら何をされるか分からない場合があります。

具体的には以下のとおり。

〇恫喝

〇強引な理屈で退職をさせない

〇金銭的な要求

〇法的な措置を取るという脅し

等々

上司の恫喝に耐える精神力や、専門的な知識が無い場合が多く、交渉はかなり困難です。

その場合、少々お金がかかりますが、退職代行を使うと良いです。

退職代行業者もプロなので、以降1度も会社に行かずにスムーズに退職が可能です。

興味がある方は別記事にて退職代行について書きましたので参考にご覧ください。

まとめ

この記事では退職交渉をするための勇気の出し方について記載しました。

退職交渉を行う場合、会社に交渉をする「勇気」は最も大きなファクターになります。

しかし、その勇気を妨げる要素があるためなかなか勇気を持つことが出来ません。

ただし多くの場合は文化的な信念や思い込みが多く、実際は考えなくても良いものです。

勇気を持つためには、人の事を考えず「自分の人生」で物事を考える事が必要。

転職は自分の人生を左右するものです。自分目線で考えましょう。

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