退職交渉を難航させない!引き止めの種類とその対策とは

転職テクニック

退職交渉がうまくいかない!

なかなか会社が退職を認めてくれない!

そんな悩みを解決します。

転職活動もうまく進み、「内定をもらいました!

でも退職交渉がうまくいかず精神的に追い込まれることは良くあります。

特に今は人材確保が難しいため、会社の引き留めも必死です。

しかし、退職交渉を難航させない方法は難しくありません。

会社の引き止めとその対策について書いてありますので、現在難航している方、参考にしてください。

T.K.

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退職交渉をするために必要な事

退職交渉は「交渉」です。

一定の必要な物はあります。

具体的には、「知識」と「上司以外の退職交渉のルート」です。

知識

交渉の為には知識が必要です。

特に退職交渉をする場合、以下の知識が必要です。

〇就業規則の知識

〇法的知識

就業規則の知識

就業規則の知識は必要です。

退職〇日前までに退職の意思を言わなければならない」等就業規則に書かれているので、

退職の意思を言うタイミングや、面接中に入社時期を言うために必要な知識になります。

この知識がないと、退職時のトラブル・内定取り消しにもなりかねません。

就業規則の知識は必要です。

法的知識も必要です

退職交渉をする際、あまり善意のない会社は以下の妨害をする場合があります。

〇退職届を受理せず退職を認めない。

〇退職の時期をずっと先に指定する。

〇退職するにあたって「賠償金の請求する」、「法的措置を取る」と言って脅す。

こちらは以下の法律を知っていれば、会社の妨害には対抗できます。

〇労働基準法の解釈では、即日から辞められる。

〇民法の解釈では、労働契約は2週間前の通知で破棄ができる。

知らなければ、会社からの妨害に対して「従わなければならない」と思いますよね。

悩まなくて良い所で悩まないためにも法的知識は必要になります。

上司以外の退職交渉のルート

退職交渉のルートも交渉には必要です。

基本的には「上司」です。何もなければ上司に話をします。

上司が交渉を受けたがらない場合や、上司のハラスメントが恐くて交渉が出来ない場合、そのまま何もできずに終わる可能性も!

その時の為に退職交渉については別のルートも用意しておきましょう。

具体的には以下の2つです

〇上司の上司

〇人事

直属の上司は交渉に応じない等あっても上司の上司であれば、上司とは別人なので交渉に応じる可能性は高いです。

いずれにせよ「同じライン」だから話すのが恐い

と思うのでしたら一層の事人事に直接連絡をしても良いです。

上司が応じなかった時の為に、別の交渉ルートも用意しておきましょう。

引き止めのパターン

人材確保のため会社も必死です。

退職の意思を言うと、会社はあの手この手で引き留めにかかります。

その手口と実態について一定のパターンを紹介すると以下のとおり。

条件の変更や移動の提案

待遇面や処遇、不安がある場合は部署移動等会社を辞める理由を潰しにかかります。

しかし、あくまで提案として上司からは話をされるので、現実になるかは別の話。

実際は、退職を辞めた後、「検討結果変わらない」という結果報告も多いです。

場合によっては、「辞める可能性がある人=信用できない人」として条件が下がる事も。

条件の変更、移動の提案等はその場の口車の可能性が高いという事を知っておいてください。

困っている姿を見せつけるなど情への訴え

「君がいないと仕事が回らない!」

と言う言葉かその場面を見せることで、人の善意に訴える場合があります。

困る姿を見せて、「自分が何とかしなければ」と思わせればラッキー位な感覚で会社は引き止めます。

実際は組織はどのようなポジションの人であれ、居なくなったら適応する術を持っています。

いなくても問題ありません。

善意を持って対応しても会社は感謝しません

いずれ忘れ、今まで通りの環境に戻ります。

善意は禁物です!情に流されないように!

不安をあおる言葉、能無し扱いをして「他では通用しないアピール」

他社で通用するかは分からない」「貴方の能力ではすぐに辞めることになる

と自社の外に行くリスクを語り不安をあおります。

実際、転職先でうまくいく保証はないため、悪くなる可能性がある事は確かです。

しかし、当然良くなる可能性もあるし、失敗しても学びを得れば成長につながります

その会社にい続けるという事は転職したいと思う不満は取り除かれません。

リスクを取って未来へ挑戦するかは本人の選択ですが、意思があるなら屈せず前に進みましょう。

時期の変更依頼

最近あるのが、「退職しても良いけど、〇〇月までは会社にいてください」と言うもの。

結構長い期間の拘束をします。

円満退職を心がけて、従うと次の会社に足しいて印象は良くありません。

最悪内定取り消しもあり得ます

結果として、辞められない状況を作り出します。

基本的に法律では、2週間以上前に言えば辞められます。

社会通念上、1か月前に言えば、おかしくありません。

未来のない会社のしなくて良い要求に従い、未来を壊す危険を取ることにメリットはありません。

退職時期の変更要求は断りましょう。

金銭要求等の脅し、ハラスメントによる妨害

少し厄介なのは、脅しやハラスメントです。

〇上司に怒鳴られる。会社で疎外を感じる。等が恐くて言い出せない。

〇「辞めることで損害を与えるので〇〇円払ってください!」と要求をされる。

怒鳴り等はハラスメント、損害賠償は法的には全く有効性を持ちません。

しかし、このような目に遭うと、対抗できると知っていても、恐いから何もできなくなる。

と言う状況に陥ることも多々あります。

その場合、ちょっとお金がかかるかもしれませんが「退職代行」を使うことが有効です。

退職代行は貴方に変わって会社と退職交渉をしてくれるサービス

確実に退職できます。

気になる方は退職代行サービスの記事を用意していますので参考にご覧ください。

退職への「本気度!」心構えが最も重要

退職交渉の成功と失敗を最も左右するのは「辞めようとする意思」です。

引き止めの多くは「心のスキ」を狙って起こすもの。

心が強くないと会社の術中にはまります。

意思を強く持つために必要な要素は「辞める本気度」。

本気度は高い程、会社にその意思が伝わります。

実際、「何が何でも辞める」と思って臨む退職交渉は驚くほどすんなりいきます。

方法論も大切ですが、「本気度」は最も大切な要素です。

まとめ

退職交渉を難航させないための準備と会社の引き止めパターンを紹介しました。

退職を難航させないための準備として、知識と交渉ルートの確保が必要です。

知識が無いと会社の言う事に対抗できず、交渉ルートが無いと上司が逃げた時に何もできません。

一方で会社の引き止めのパターンも憶えておくと対抗策の検討が可能です。

具体的には以下が挙げられます。

〇条件の変更や移動の提案

〇困っている姿を見せるなど情への訴え

〇不安をあおる言葉、能無し扱いをして「他で通用しないアピール」

〇時期の変更依頼

〇金銭要求等の脅し、ハラスメントによる妨害

ただ様々な準備も大切ですが一番のキモは強い「本気度」です。

本気度が高ければ、驚くほどすんなり退職交渉はスムーズに進みます。

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