『これってパワハラ?』パワハラの定義と具体的内容と見分け方

会社では教えてくれない事

みなさんの中にはこのような悩みありませんか?

会社でとても嫌な目に合った。

これってパワハラだと思うのだけど、『具体的に何をされたの?』とか『それって思い込みじゃない?』とか言われると何とも言えない。

結局嫌なモヤモヤの中今日も出勤、行きたくないなあ。

パワハラの定義はあいまいであること、コミュニケーションミスによって起こり得るものです。

だからこ上司も気づいていない、会社もごまかそうと思えばごまかせてしまいます。

そしてモヤモヤを引きずるといずれ自分がストレス多寡になる可能性もあります。
そこで、パワハラの定義と具体例を紹介し、『パワハラ?』と悩む方が判断するヒントを得ていただければと思います。

この記事で、少しでも皆さんのモヤモヤが減ることを祈って、始めていきます。

T.K.

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パワハラの定義

パワハラの定義

ハラスメントとはいじめ、嫌がらせ

その行為を行った側の心情と関係なく、あくまで受けた側の心情の定義。

ハラスメントだけを言うと「セクハラ」、「パワハラ」、「マタハラ」を代表として、諸説ありますが、40種類とも60種類とも言われています。

ただしハラスメントの講習や企業で取り上げるのは主として「セクハラ」「パワハラ」そして「マタハラ」の3つです。
そしてその中のパワハラの定義は以下の通りです。

職務上の地位や人間関係などの職場の優位性を背景に業務の適正な範囲を超えて、精神的、身体的苦痛を与える、又は職場環境を悪化させる行為を言う。

こちらのポイントは、上司部下の関係とは書いていないことです。

部下から上司に向けてもパワハラになるし、同僚や他部門の人から、仕事と関係ないディスりを受けてもパワハラです。

ある意味わかりにくいから我慢しちゃうんだよね

我慢し続けると、メンタル疾患に陥る可能性があります。

メンタル疾患になると

メンタル疾患に陥ると、治るまでに月単位!

長い時には年単位かかります。よって放っておいてはいけない問題となります。

なお、セクハラとパワハラ、被害は以下のとおりです。

ハラスメント種類ハラスメント被害
セクハラ情緒不安定、慢性疲労、睡眠障害
胃腸障害、食欲不全
パワハラ自信喪失、鬱、対人恐怖症、身体疾患
モチベーション低下

よって、ハラスメントにあったときに我慢しすぎてはいけません。

なお、受けた方の心情により何でも訴えることができるとパワハラの冤罪も起こりえます。

そうならないよう、これは「パワハラ!」、これは「パワハラじゃない!」、という具体例があります。その部分について説明をします。

パワハラの種類

パワハラには以下の6種類があります。

身体的な行為

精神的な行為

人間関係からの切り離し

過大な要求

過小な要求

個の侵害

一つ一つ説明します。

身体的な行為

胸ぐらを掴む、突き飛ばす、殴る、蹴る、わざとぶつかる、物を投げる等の所謂暴力行為です。

では、こちらはどう思いますか?

扇風機の風邪を頻繁に充てる。

T.K.3
T.K.3

空気なので、微妙ですよね。

これ、パワハラになります。

一度、扇風機の風を冬場に不自然に当てられたことをパワハラで訴えた際、勝訴になったケースがあります。(条件にもよると思いますが…。)

精神的な行為

1.暴言

君はダメな人間だ

ばか野郎!

くさいから病院に行って診てもらったら?

気持ち悪いから近づくな!

奥さんや彼女は良く君とそういう関係になったね 等

ただし、『君の仕事のやり方はダメだ!』という指導に当たる行為や、しっかりと理屈の通る『人事評価』及びその後の指導は、ハラスメントではありません。

※意図して、低い点数をつけたり、変な理屈で評価を下げるケースもあるのですが、その際は、第3者の意見も参考にして、ハラスメント有無を確認してみてください。

2.みんなの前で

職場のメンバーの前の叱責

本人のいない所での悪口

メンバーの前での土下座

皆が分かるようなルールを破った人を皆の前で注意するのは?

パワハラになりません。

ルールはみんなが知っていることなので、それを守れない人もその場で「注意をしない=ルール破っていいんだ」…みたいになってしまうので、この場合は、皆の前でOKです。

3.立場を脅かす・挽回不可能

大声で怒鳴る

君をクビだ!と言う

代わりはいるんだけど。。。的なその人の立場を脅かす発言をする

長時間の叱責(2時間もやったら限界です)
挽回できない頻度で直したのか?と確認する

失敗したことを何度も蒸し返す

人間関係の切り離し

職場のメンバーに無視をさせる

イベントに呼ばない

過大な要求

一人でできない仕事を押し付ける

無理な目標設定をして評価を低くする

過小な要求

何も仕事を与えない

本来の業務と関係ない仕事の指示(草むしり、掃除などのみ)をさせる

個の侵害

休日のゴルフ、飲み会への送迎

プライベートな事情の執拗な質問

休みの日の電話やメール

パワハラを受けたときの対応

一般的には記録を取って人事などへの通報が言われています。

但し、本当に会社が応じてくれるかはその会社により様々です。

対応方法は、別記事にて紹介しております。参考にしてください。

まとめ

今回は、「なんか嫌な目に合っているけどこれってパワハラかなあ?」とモヤモヤしている方に向けて、パワハラの定義、具体的な内容と見分け方についてお話ししました。

ハラスメントは、立場を利用した、職務範囲を超えて相手に苦痛を与える行為です。

その種類は6種類、身体的、精神的な行為、過大な要求や過小な要求、人間関係からの切り離しと、個の侵害です。

こういう時はどうなの?というものにもいくつかの例を挙げておいたのでそちらを参照ください。

この記事が皆さんのモヤモヤを減らす一助になることを願います。

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