会社をクビになった。
40代の転職は絶望的だし、「クビになる=能無し」の自分を雇ってくれる会社はない
この先どうしよう…
そんな悩みを解決します。
事実、「クビの理由はその人の能力が低いから」ではない事が多いです。
会社との相性であることも多く1社で活躍する人が他社でダメダメな扱いになる事は良くあります。
この記事では「クビ」になった時の考え方、次にするべき事について記事にしました。
会社がクビにするのは必ずしも能力不足だからではない
会社が社員をクビにする場合、その人が会社の期待値に達していない場合が多いです。
しかし、実際は、「クビ=悲観すべきこと」でもありません。
理由は以下のとおり。
◎その会社の評価軸で期待値に達していないだけで市場的には高い場合がある。
◎期待値に達していてもクビにする場合がある。
【期待値】はあくまでその会社の評価軸である事
会社の期待値はあくまでその会社のみの評価軸です。
11社に勤めた経験上その会社の価値観は全て異なるものでした。
会社の評価軸を表す「人事制度」、そこに書いてある内容は似たり寄ったりなのですがその解釈は会社文化に沿った評価がなされています。
例えば「チャレンジ精神の発揮」と言う項目があったとして
A社は「自ら問題を見つけ解決策を提案して職務を遂行」
B社は「上司の無茶ぶりに従い職務を遂行」
どちらも「未知なるものへの挑戦」に変わりありませんが、意味合いがかなり変わります。
だからA社で「期待値に達しない」と言う理由で「クビ」になっても他社では優秀社員になる可能性は大いにあります。
あくまで「会社の評価はその会社の価値観に過ぎない」事を知っておきましょう!
会社の収益が低く誰も雇えなくなってしまっている場合
会社の評価とは別にクビになる理由の1つとして会社の収益不足があります。
社員に給与が払えるほど儲けが無い場合、一定の努力をしますがそれでも社員を雇える状況ではない場合があります。
その時会社は社員を無条件にクビにするしか道はありません。
人の能力などもはや関係ありません。
会社から「クビ」と言われてもそれは会社がたちいかないからという事もあります。
上司の嫉妬・会社のマネジメント不足である場合
上司や会社が原因でクビになる事はあります。
上司の嫉妬だったり、会社全体のマネジメント力が弱い事が原因です。
例えば
上司が部下の能力に嫉妬して、評価を低くつける。
能力の低い上司が部下の能力を図れず、評価を低くつける。
その人が欲しいから配置を考えずオファーを出し、入社後どこにも配置が出来ない事に気づく。
能力が高い人が陥る「クビ」の理由です。決して能力が低いわけではありません。
だからこそ「クビ」になったら考えるべきこと
クビになった時は、悲観せず、すぐに次の行動に移りましょう。
理由は
◎評価軸は会社により異なるため1社で低い評価を受けても他社でも同じ評価とは限らない。
◎自分の能力以外の要素でクビになるケースもそこそこある。
「クビ」と言う事実だけから、「自分はできない人間」と悲観している時間はありません。
即次の行動に移りましょう!
会社からクビと言われたらやるべき事
会社からクビと言われたらすぐにやるべきこととして、一般的には2つケースがあります。
◎その扱いを「不当」として会社に「とどまる」または「戦う」
◎早々に転職活動をする
お勧めは「転職活動をする」です。
会社に「とどまる」または「戦う」努力はしない方が良い
法律上、不当な理由で「クビ」にした場合、無効になったり会社へのペナルティあったりします。
「正当な権利」としてとどまったり「会社に一矢報いたい!」として戦ったりしたいですよね。
しかしこちらの努力はしない方が良いです。
理由は会社が組織で動くため。
会社は自分の正当化に為最大限の努力をするし、場合によっては弁護士も使います。
個人で争っても、集団でお金も使った敵には勝ち目も薄く、勝ったところでメリットは薄いです。
会社に「とどまる」または「戦う」ことはデメリットの方が多いです。
40代、転職先は沢山あるので、まずは活動をしましょう
クビになったら早々に転職活動を始めましょう。
40代なんて年齢オーバー!転職なんて無理!
と思う方もいるかもしれませんが、私たちの若い時とは環境は変わりました。
今の時代、一定の経験を積んだ40代は「即戦力」と見なされ、企業の採用意欲は高いです!
だから、転職活動を開始しましょう!
まずは自己分析をして自分のウリを探します
転職活動をする時、自分のウリを探します。
企業が40代を採用したい理由は、「即戦力」が欲しいから。
だから、活動を進める為に必要な事は「謙虚さ」よりも「ウリの姿勢」
「自分は何ができる!」かを如何に売り込むかがキーになります。
自分の「ウリ」が分からなければ、転職の成功はありません!
まずは自分のウリを探しましょう!
自分をより高く売るには、40代向けのエージェントを使いましょう
転職方法は以下の2つの方法がポピュラーです。
◎転職サイト経由での応募
◎転職エージェントでの応募
転職サイトは若手・未経験者層を探している企業が多いです。
よって40代の経験者層を求める案件は圧倒的に少数。
だから、転職エージェントでの転職活動がお勧め。
転職エージェント経由の転職は企業にマッチする人を紹介することで企業からお金をもらうしくみ。
だから、人材紹介会社には得意分野・不得意分野がはっきり分かれています。
もし、20代に特化した転職エージェントに申し込んでも相手にされません。
経験豊富な40代をターゲットとした転職エージェントに申し込みをしてください。
40代になってからの転職経験より具体的にお勧めな転職エージェントは別の記事にて紹介しています。興味がある方は参考にしてください。
【注意!】会社は辞めさせたい社員にクビ以外の方法を取る
実際、社員をクビにすることは会社にとっても不利になる事があります。
一部を紹介すると
◎一定人数をクビにするとハローワークに報告をしなければならなくなる
◎労働系の助成金が受けられなくなる
だから会社はクビ以外の方法で社員を辞めさせようとします。
よくある事例は以下のとおり。
◎会社としてハラスメントを行う。
◎人生度で恣意的に低い評価をつけて、不利な処遇を行う。
耐えるほどメンタルがやられ、クビになるより悪影響が退職後に残ります。
頑張るほど損をするので、「会社の辞めさせたい意思」を感じたら早々に転職活動をしましょう。
具体的な会社の行動は別記事にて紹介しました。興味がある方は参考にしてください。
まとめ
この記事では、40代でクビになった時にどのように考え、行動すべきかを書きました。
会社が人をクビにする理由は、その人の能力に関わらない場合が多いです。
会社の価値基準が異なるため、今評価が低くても他社で「エース」になる可能性は高いです。
よってクビになったら悲観せずに、新天地を探しましょう。
クビにした会社を訴えることもありますがリスクが大きくリターンが少ないためお勧めはしません。
会社も「クビ」はリスクがあるため、社員に辞めさせるよう仕向ける場合があります。
そのままでいるとメンタルが傷つくので気づいたら早めに転職をしましょう。
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