今の職場にいて自分の年収上がるかなあ?
将来は結婚もしたいし老後の備えもしたいけど、給与が上がる会社じゃないし。
とはいっても、自分の市場価値ってどうだろう?
「貴方は何ができますか?」と聞かれてもあまり自信がないなあ…。
今日は将来に不安がある方に向けて記事を書いていきます。
実に2020年は7000件以上会社が倒産しています。
「会社に属しているから安心」という時代が終わってしまった今、自分の市場価値をあげていくことが一番安全な策とも言えます。
今回は、10年後に泣かないために、今から市場価値をあげる方法についてお話していきます。
具体的には以下の3つのことについてお話を進めます。
この記事を読むことで皆さんの将来の市場価値アップの助けになることを祈って始めて行きます。
自分の特性を確認し、将来像を決める
将来どうなっていたいのかをまず決めていきます。
そもそも自分は何が楽しいのか?
どんなことに生きがいを感じるのか?
を確認することろから始めます。
将来をどうなっていたいのかを確認するにあたり、キャリアアンカーという、「その人が大事にしている価値観や、どんなことがあってもこれだけは捨てられない自己概念」を見つけることから始めます。
詳細はこちらを参照ください。
自分の譲れないものを確認したうえで、その自分が将来何をしたいのか?
「専門職 」で突っ走りたいのか?だったり、「人を管理する仕事をしたいのか?」を確認します。
なお、今ある技能は無視して結構です。
まずは、自分の特性を確認し、そのうえで将来的に「やりたい」ことを見つけてください。
将来像に向けて行動を起こす
では、次に理想の将来に向けて行動を起こしていきましょう。
市場価値の高い方は一般的に以下の通りになります。
1.若い!
2.人手不足の職種:皆がやりたがらない仕事も含みます
3.管理職の経験がある方:人をまとめてチームを導いた人です
4.スペシャリスト:替えの聞かない高度スキルや、専門スキルがある人です
5.語学スキルのある人:一説によると英語ができると年収が200万変わるそうです
この中で、「若い」ことと「人手不足の職種」の一部は、特に若い方であれば努力はいりません。
しかしながら、将来のことを考えると、その他の市場価値が高い人を目指したいものです。
ちなみに市場価値の高い人は上記の項目において「経験とスキル(能力)」のある人を指します。
経験について
経験は「今の職場でも得ることができるのか?」「別の職場に行かないと得られないのか?」を確認するといいと思います。
もし移動するしかないのであれば、転職も良いと思います。
特に今は「転職=罪」の時代ではありません。
ただし、転職先の企業も数ある候補者の中から選びます。
効率的な転職は、ベースとなる大きな紹介会社に一旦登録をして、その紹介会社で転職のテクニックを学びながら活動をすることをお勧めします。
スキルについて
スキルについては、個々により変わります。
例えば、ゼネラリスト思考であれば、「資格」や「テクニック」というより、「理解力」、「問題解決力」、「人を巻き込む力」を強く要求されます。
一概には言えませんが、「論理的思考」だったり、「コミュニケーション力」が必要になります。
ご自身が特殊なスキル(資格やスコア)であれば以下方法でスキルを伸ばします。
英語スキルをつけたいのであれば英語スキルを伸ばす教室に通う。
資格を取るのであれば資格を取る教室を探す。
IT技術をつけるのであれば、IT技術をつける。
手に職をつけるのであれば、手に職専門学校に通う
「自分は専門職になりたいな。でも、何の専門性があるといいのかな?」と迷っている方に向けて以下のスキルを紹介します。
今後市場価値を上げる技能
これから必要になる能力は大きく3つあります。
英語力 | 国際化が進む中、日本の会社にいる・いないに関わらず必要な能力になります。 |
汎用スキル | 論理的思考や、コミュニケーション力等どの職種でも通用するスキル。 皆を収めるゼネラリスト志向の人は、この能力を鍛える必要があります。 |
専門スキル | 専門分野の知識や独自の経験など。 一定の職種や一定の専門家にになるなら必要なスキル。 |
汎用スキル、または専用スキルは、志向により一方を極めるでも構いませんが、英語力はこれから会社から求められる人材になるためには一定レベルは必要なレベルになります。
順を追って説明していきます。
英語
国際化が進む中、英語の需要は一層高まっています。
海外現地法人数は2016年で24959社とも言われ、英語力を求める求人割合は2015年の時点で50%となっています。
5~6年前の調査結果になるのですが、半分の企業は転職に英語力を求める時代になりました。
逆に言うと、市場価値を上げるには英語力は必須!になりますよね。
世界人口を見ても15億人とも言われています。舞台を世界にもっていくには必須のスキルです。
しかし、英語が苦手という人も多かったのではないでしょうか?ご安心ください。英語は苦手でも、英会話は慣れればできます。毎日の練習が少しでもできれば上達するのが英会話です。
英会話については以下の記事にて詳しく解説しているので併せて参照ください。
専門スキル
自分の専門性を活かして貴方にしかできない「手に職」をつけていく仕事にやりがいを感じるという人は、専門性を高めるために資格を取っていくとよいと思います。専門性の高いスキルは一般的に認められた指標として資格があるので資格の勉強をしてくと良いと思います。
資格の勉強については以下の記事をご覧ください。
本来は、自分の専門性にあった資格であればメジャーでもマイナーでもOKなのですが、一般的に管理系職種やIT系の仕事が専門性を求められるので、その2つの職域に必要な資格取得について紹介します。
管理系職種に強い資格=仕業
管理系や、経営企画系の仕事に就く際、士業の資格は非常に強い武器になります。
具体的には、社労士、公認会計士、行政書士、中小企業診断士等です。
経験談になりますが、私自身、「社労士」の資格のあるなしで、募集企業の対応ががらりと変わりました。値上げ交渉は紹介会社の方でしてもらうことができました。
でも、これってそうとう難しい資格だから取れと言われても、そんな簡単に取れないのでは?
その通りです。正直難しい資格です。
だからこそ、独学でなく、しっかりテストについて実績のある教室で通ったり通信教育を受けるなどして、難しい資格を狙っていきましょう。
上記ではないのですが簿記は勉強しておくと有利ですか?
簿記は有利です。
経理では簿記は定番ですが、営業やITの中でもSierを目指す人には、簿記は強い武器になります。
また、金融系の会社では、ファイナンシャルプランナーは必須の資格になります。最近簿記2級の合格率は減ってきており、持っていると有利です。ぜひ目指してみてください。
お勧めの教育会社はこちらの記事に紹介しております。
参考にどうぞ!
IT技術
今後はIT技術は非常に強い味方になります。
現在あらゆるものにIT技術は必要となっており、コロナによりテレワークの普及率は、緊急事態宣言時に7割、解除されても5割の企業が導入をしています。
この裏にも当然IT技術が生きてきます。今後の市場価値はIT技術をいかに持つか?に関わってきます。やはり、ITの経験が無かったり、ITって一見難しく感じると思います。
だからこそ、IT技術を鍛えてくれる教室に通う等していきましょう。
意外と重宝されたメンタルの資格
「メンタル系」の資格、特に心理カウンセラー系列の資格は非常の重宝されます。一見難しく見えますが、少しずつ勉強したことについて資格取得ができます。
もし興味がありましたら試してみてください。
汎用スキル
営業や、経営企画の人たちは、「僕たちには資格といった資格がないから勉強って言われても何をしていいか分からない」と言う人が多いと思います。
ただしできる営業マンやできる企画者は実にこの汎用スキルが高い人が多いです。
汎用スキルの定義を確認すると大枠以下の説明があります。
一つのもので複数の様々な分野のことに役立てることのできるスキル。対人スキルや仕事をやりきるスキル等、仕事に取り組むスキル。
転職しても業種が変わっても必要な物のため、「ポータブルスキル」ともいわれる。
その具体的に汎用スキルを一部紹介すると以下になります。
論理的思考、プレゼンテーション力、傾聴と伝達能力、対人能力、マネジメント力等
また、ゼネラリスト志向でマネジメントを高めたい人は、整理して考える力や、人の話を聞いたり、正確に伝える能力は不可欠です。
それって、勉強でどうにかなるのですか?
論理的思考も傾聴と伝達も技術です。一定のやり方はあります。当然その勉強方法もあります。勉強や訓練で上達は可能です。
ちなみに、伝え方については資格もあります。勉強方法を含めこちらの記事で詳しく紹介しておりますので参考にご覧ください。
まとめ
自分の特性に合わせ、今から市場価値をあげる方法についてお話をしました。
市場価値を上げるには以下の3つのことが必要です。
まずゴールを決めないと前に進めません。将来の目標を決めましょう。
目標が決まれば、将来像へ向けて実際に行動に移すのですが、市場価値を上げるには経験×スキルが必要になります。
経験を今の会社で得られればそれでいいのですが、難しければ転職も一つになります。
また、スキルアップはどの分野で上げるのか?で変わってきます。
どれをあげるにしてもある程度の勉強が必要になります。
どんな能力が今後必要になるか?
英語、汎用スキル、専門スキルになります。各々については記載をしておきました。
この記事が皆さんの市場価値を上げる手助けになることを願います。
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